島根スサノオマジックが東地区上位の富山と対戦!73-87で敗れ、3連敗。
RECAP
Bリーグ最強の漢
「Bリーグ最強選手は一体誰か」
この問いには十人十色の意見があると思うが、今シーズンこの問いに答えるなら、私は富山グラウジーズのジュリアン・マブンガ選手を挙げたい。
マブンガ選手はPFながら、パス能力が高く、3ポイントエリアを始めとした広いシュートエリアから得点が取れるオールラウンダーである。
今シーズン京都から富山に移籍したが、新天地でもその能力を遺憾なく発揮し、ここまでリーグ8位の平均19.5得点、リーグ1位の7.3アシスト、7.5リバウンドをマークしている。
本日の試合では絶好調とは言い難かったが、それでも15得点・8リバウンド・10アシストのダブルダブルを達成し、チームの勝利に貢献した。
リーグ屈指のオフェンス力を持つ富山
西地区4位の富山グラウジーズは、リーグトップクラスのオフェンス力が魅力のチームである。
速いテンポでオフェンスを遂行し、平均得点は現在リーグトップの平均89.1得点をマークしている。
その中心にいるのは、宇都直輝選手とジュリアン・マブンガ選手の2人である。
宇都選手は191cmの長身PGで、突破力に魅力のある選手である。マブンガ選手は言わずもがな、リーグ最強選手である。
その2人の周りにいる選手も、昨シーズンの新人王である前田悟選手や岡田侑大選手、208cm138kgの巨体ジョシュア・スミス選手とタレント揃いだ。
島根は今節富山に連敗したが、単純に選手の物量で押し切られた形となった。
富山に73-87で敗れ、島根は3連敗
4月3日(日)、2連敗中の島根スサノオマジックはホームで富山グラウジーズと対戦した。
島根は大黒柱であるリード・トラビス選手を負傷で欠く中での試合となった。
25-35と非常にロースコアな展開で前半を折り返したこの試合。
インサイドを固めるために、島根が採用した2-3ゾーンプレスが非常に効果的でしたな。
後半で逆転を狙いたい島根だったが、逆にじりじりと差が開き、最終的に73-87で敗戦した。
島根はこれで3連敗。大台の20勝を目前に足踏みが続いている状況だ。
島根は次戦、4月10日(土)アウェイで信州ブレイブウォリアーズと対戦する。
スタッツで比較する島根富山戦Game2
スタッツで島根富山戦Game2を比較する。
実はこの試合、Points in the Paint(ペイントエリア内での得点)も2nd Chance PointsもFast Break Points(速攻からの得点)も島根の方が富山を上回っている。
それどころかシュート試投数(FGA)も島根の方が富山より10本以上多く打っている。
では何故、富山の得点の方が島根より10得点以上上回っているのか。
それは富山のシュート効率の高さが理由である。
この試合、富山はFG成功率54.1%、2P成功率63.2%、3P成功率39.1%と非常に高精度でシュートを決めている。
逆に島根はニカ選手や白濱選手のミドルシュートや後藤選手の3ポイントシュートなどシュート効率の高くないシュートを富山に打たされていた。
富山はスカウティングと遂行力がしっかりしていましたな。
Today`s MVP:橋本晃佑選手
本日のMVPは富山グラウジーズの橋本晃佑選手。
この試合、橋本選手は5本の3ポイントシュート成功を含む22得点・5リバウンドの大活躍。
3ポイントシュートを打てるPFのことを「ストレッチ4」と表現するが、まさに橋本選手はこの言葉がふさわしい選手ですな。
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