【労働】東京で労働者として働きたくなかった

東京で労働者として働きたくなかった

地元へ帰って働くか、東京に残って働くか

大学進学の際に、田舎から東京へ出てきた私は、大学の卒業が近くなって2つの選択肢に迷っていました。

地元へ帰って働くか、東京に残って働くか。

どちらの選択肢を選んでいても、結局働くことには変わりはないです。給料は、もちろん東京の方が良く、そして大学生活で5年間住み、友人も多かったため、東京は既に私にとって第2の故郷になっていました。

それでも、最終的に私は地元へ帰って働く方を選択しました

東京での5年間の生活は本当に楽しかったです。それもこれも、両親が学費と仕送りを出してくれたおかげです。両親には本当に感謝しています。

閑話休題。でも、東京で労働者として働きたいかと考えたときに、そういう気持ちはないなことに気づきました。

東京で遊ぶのは楽しかったです。だけど、東京で働きたくはなかったです。遊ぶという目的で東京にいるのと働くという目的で東京にいる所に大きな分水嶺がありました。

東京で働くのがしんどい3つの理由

想像してみたときに、東京で働くのはしんどそうだと思いました。しんどそうだと思った理由は主に3つあります。

一つ目は家賃の問題です。地方出身で頼るよるべがない私は、賃貸のアパートを借りなければいけません。そして東京の家賃はべらぼうに高いため、家賃だけで6~8万円かかってしまいます

東京は地方に比べて大卒の初任給が高いのですが、この家賃だけでプラスマイナスゼロになるんじゃないかと予想しました。

そして、2つ目が満員電車での通勤の問題です。会社に通勤するために、満員電車に乗ることを想像したとき、「あ、これは私には無理だな」と思いました。満員電車が好きな方は少ないとは思いますが、私は人並み以上に生理的に耐えられないレベルで満員電車が無理でした

東京に住み始めたときは、満員電車に乗って大学へ通っていました。満員電車が無理すぎて自転車で通えるくらい近くの場所へ引越したくらい無理でした。

そして、最後に3つ目が猛烈に働いてしまう東京という街の構造の問題です。眠らない街・東京というのは、24時間体制で働くシステムが出来ているから成り立つ構造です。

毎日10時間以上働くエリートサラリーマン夜20時まで働く労働者たち。皆、何を求め、何が大事かを探す暇なく、生き急ぎながら働いているように見えました。そして、そういう構図に辟易しました。楽しそうではないなと思いました。

以上の3つの理由があり、東京で働くのはしんどそうだと思い、地元へ帰った経緯があります。今現在、地元へ帰り実家で暮らしていますが、心身共に疲労することなく生きていくことが出来ています。

進む東京の一極集中

先日、日経新聞に「一極集中の是正が進まず、地方創生戦略、目標据え置き」という記事が掲載されていました。一言で言うと「東京への一極集中が進んでいるよ」という記事です。

以下、引用。

東京一極集中の是正は進んでいない。第1期戦略には20年までに東京圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の人口の出入りを均衡させる目標を明記した。だが転入者が転出者を上回る「転入超過」は18年に約13万6千人にのぼった。14年に比べ2万6千人増え、東京圏の人口集中はむしろ進んだ形だ。

 

この記事を読んで、東京に転入する人の多さに驚きました。まだこういうトレンドなんだなという印象でビックリ!

私と同じように地方から出てきて寄る辺がない人は、高い家賃を払って必死になって働いているのかと思うと可哀想になってきます

資本家か労働者か

資本家と労働者の格差が広がる東京

少し話が逸れるのですが、東京という街は資本家と労働者の差が本当に顕著だなと大学時代に思っていました。

ここでは少し、資本家と労働者の構図について書いていこうと思います。

資本主義の日本において、人はおおざっぱに分けると資本家と労働者に分かれます。資本家は、市場において資本を投じ,労働者を雇い,生産活動や売買活動を行って利潤を得る人々のことを指しています。

一方、労働者というのは自己の労働力を提供し、その対価としての賃金や給料によって生活する人々のことを言います。

基本的に時間的にも金銭的にも豊になるためには、資本家になるしかありません。労働者のままではどうしても時間的にも金銭的にも制約を受けるようになります。

労働者から資本家になるには、まず資本が必要になります。ただ東京で労働者として働いていて、資本を溜めるのは難しいんですよね。給料は確かに高いのですが、家賃もその分高いので。

結果、労働者は労働者のままで、資本家は資本家のままという構図が出来上がります。

フランスの経済学者トマ・ピケティ曰く、経済成長率よりも資本利益率の方が大きい現代においては、資本家と労働者の格差は大きくなるらしいです

ピケティはここから累進課税制度の充実を言及するのですが、現在の日本は累進課税制度は高くても50%程度でそこまで発達している訳ではありません。

結果、労働者と資本家の格差はどんどん広がって行くわけです。上京者が資本家になりにくい(ずっと労働者のまま)背景の中、東京への一極集中が進むということは、大局的に見れば労働者と資本家の格差がどんどん広がって行くことに繋がって行きます。

ひさもと
地方出身者も起業で成功すれば、東京で資本家になれる選択肢はあるよ!リスキーだけどね

 

地方出身者が資本家になるにはどうすればいいのか

地方出身者が東京に行って、選択できる道は2つあります。

1つ目が労働者として心身として疲労しながら生活していくという選択肢。そしてもう1つが、モーレツに働いて起業して資本家になる選択肢です。地方出身者が東京で資本家になる方法も一応あるんです。

後者で一例を挙げると、最近だとサイバーエージェントの藤田社長(福井県出身)やアカツキの塩田社長(島根県出身)なんかが有名ですね。

でも、どちらもモーレツに働くことには変わりはないです。地方出身者がモーレツに働かなくて資本家になる方法はないのでしょうか。

一つだけあります。それが地方に帰って、実家でお金を溜めるという方法です。ストレスが少ない職場で最低限働き、実家で暮らすことで月々のランニングコストを抑える。そして溜めたお金を資本にして、資本家になるという方法です。

東京で心身を疲弊しながらモーレツに働く労働者、モーレツに働いて起業する資本家、地方でランニングコストを抑えて資本を作る資本家。

あなたはどちらを選びますか?

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