3季ぶりの茨城との対戦!島根が今季最小失点となる59失点で快勝!
RECAP
3シーズンぶりに茨城と対戦!
12月11日、島根スサノオマジックは敵地で東地区11位の茨城ロボッツと対戦した。
島根が茨城と対戦するのは、2018-19シーズンで対戦して以来実に3シーズンぶり。
両者はB2で過去4度対戦しているが、いずれも島根が勝利している。
今季最小失点となる59失点で島根が快勝!
茨城の3-2ゾーンに苦しんだこの試合。
島根は3Qにゾーンを攻略し、最終的に87-59で勝利した。島根は2連勝。
いずれのクォーターも茨城を10点台に抑え、今季最小失点となる59失点をマークした。
最多得点はペリン・ビュフォード選手の23得点。
ニック・ケイ選手とリード・トラビス選手の2選手はダブルダブルを達成した。
A東京戦以来、ディフェンス強度が高まっている島根
平均71.4失点。
これがアルバルク東京戦以降、5試合の島根の平均失点である。
A東京戦までの平均失点が平均85.6失点だったことを踏まえると、如何に島根のディフェンスが改善されたかわかるだろう。
実は島根、アルバルク東京戦からディフェンスシステム(カバレッジ)をハードショーからドロップに変えている。
下の画像の通り、ドロップはボールスクリーンにおいてスクリーナーのディフェンスが、ゴール下に下がりながら守るディフェンス手法である。
ドロップはハンドラーのペネトレイト、スクリーナーのゴール下のダイブ。両方をケアできるカバレッジだが、スクリーナーのポップアウトに弱いという特性を持っている。
茨城のマーク・トラソリーニ選手とチェハーレス・タプスコット選手は1試合2本以上3ポイントを打つストレッチ4。
彼らの3ポイントシュートはケアしなければいけない。
そこで島根が取った戦術がレイトスイッチというディフェンス手法だ。
レイトスイッチは、ドロップから一拍置いてスイッチに移行するディフェンスカバレッジ。
スクリーナーのダイブとポップアウト両方をケアできるというのが、このカバレッジの長所である。
もちろん、長所があれば短所もある。
レイトスイッチの短所は、ガードのディフェンスがビッグマンをスクリーンアウトすることになるので、サイズのミスマッチが生じるところである。
バウンスバックを狙う茨城は、レイトスイッチの弱点を必ず突いてくるだろう。
対応する茨城をさらに上回れるか、注目したい。
スタッツで振り返る島根茨城Game1
・島根は12スティールとディフェンスが機能!
・リバウンド数は島根が茨城を10本上回った。
・茨城はターンオーバー数18とターンオーバーの多さに苦しんだ。
・島根は3ポイントシュート試投数36本をマークするものの、3ポイント成功率は27.8%と低調。3ポイントの精度をより高めたい。
島根はペイントエリアからの得点、2ndチャンスからの得点、速攻からの得点、ターンオーバーからの得点いずれも茨城を上回った。
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