信州ブレイブウォリアーズを振り返る【2020-21シーズン】
総評
■20勝34敗(勝率.370) 西地区7位(全体14位)

クラブ初のB1シーズンとなった信州ブレイブウォリアーズ。
昨季は、20勝34敗(勝率.370)で西地区7位。
B1昇格初年度で20勝以上をマークしたのは、信州が初めてのクラブとなった。
名将マイケル勝久HCの元、勝久HCのやりたいバスケが選手に浸透しており、完成度の高いチームという印象だ。
今オフは、課題であるオフェンス力不足を改善すべく、スコアリング能力の高い選手を獲得したい。
チームスタッツ

試合のテンポを表すスタッツであるPace。
このPaceが昨シーズン、最も低かったチームが、今回の信州ブレイブウォリアーズである。
これは試合のテンポを遅くすることで、相手の攻撃回数も減らし、ロースコアな展開に持っていく狙いだろう。
ロースコアにもっていきたい背景には、チームの火力不足というものがある。
平均得点はリーグ最下位の71.9得点、オフェンシブ・レーティングもリーグ19位の97.2と、オフェンス力不足は否めなかった。
個で打開する力を持つ選手がいない信州が取った戦術が、ピックスクリーン(ボールスクリーン)である。
このピックスクリーンはギャップを作るため選択した戦術だが、そこからキックアウト(アウトサイドへパスを出すこと)で外に出し、クローズアウトシチュエーションを作成。
そこから更にオープンな選手がいれば、エクストラパスを出すなどし、オープンスリーの状況が多く作っていたのが信州の特徴だ。
オフェンス力とは反対に、ディフェンス力はトップクラスであり、平均失点はリーグ2位の75.0得点、ディフェンシブ・レーティングはリーグ6位の101.6と非常に高水準なスタッツをマークした。
今オフの目標
■得点力のある外国籍選手の補強
ピックアッププレイヤー
西山達哉選手 PG 33歳

西山達哉選手は、172cmのPG。
小柄な身長ながら、Bリーグでは珍しいプルアップスリー(ドライブから3ポイントシュートを放つこと)の名手である。
昨季は自身初のB1シーズンとなったが、いきなりリーグ日本人5位(帰化選手除く)となる平均11.1得点をマークし、チームを牽引した。
ジョシュ・ホーキンソン選手 PF/C 26歳

ジョシュ・ホーキンソン選手は208cmのストレッチ4。
ビックマンながら、3ポイントシュートが得意であり、昨シーズンは3ポイントシュート成功率38.5%をマークした。
年齢もまだ26歳と若く、今後の活躍が楽しみな選手である。
アンソニー・マクヘンリー選手 PF/C 37歳

アンソニー・マクヘンリー選手は202cmのビックマン。
37歳と大ベテランであるが、多くの日本クラブを渡り歩いたジャーニマンだけに経験値が豊富で、非常に頼りになる選手である。
昨シーズンは、平均10.7得点・5.0アシスト・7.1リバウンドをマーク。
多くの面でチームに貢献できるマルチタレントである。
課題を挙げるとすれば、得点面が物足りないことだろう。今オフは、マクヘンリー選手の火力不足を補える選手を補強したい。







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