3年ぶりの安来開催で、島根は東地区8位の横浜と対戦。72-66で惜敗し、8連敗

3年ぶりの安来開催で、島根は東地区8位の横浜と対戦。72-66で敗れ、8連敗

ゲームレビュー

3年ぶりの安来開催

12月26日(土)、7連敗中の島根は3年ぶりとなる安来開催で東地区8位の横浜ビー・コルセアーズと対戦した。

安来と言えば、戦国時代に西国の雄である尼子氏の居城があった地域である。

そして後に没落する尼子氏を再興しようと奮闘したのが、「我に七難八苦を与えたまえ」というセリフで有名な尼子氏の忠臣である山中鹿之助だ。

そんな山中鹿之助のふるさとである安来で、島根スサノオマジックもちょうど「我に七難八苦を与えたまえ」という状況になっている。

7連敗中という重いムードの中、プレーメーカーであるペリン・ビュフォード選手と橋本尚明選手がコンディション不良で欠場。

試合開始前から苦しい状況に立っていた


横浜の2-3ゾーンを攻略した島根

試合が始まると、1Q目から横浜は2-3ゾーンディフェンスを展開した。

3ポイントシュート成功率28.4%(B1最下位)の島根において、ペイントエリアを優先的に固めるゾーンディフェンスは非常に効果的である。

島根はこの横浜のゾーンに苦しみ、1Qから14-19と点差を広げられる展開となった。

ゾーンディフェンスは、トランジションオフェンス(速攻)とオフェンスリバウンドに弱いカバレッジである。

2Qに入ると、このゾーンの弱点を島根は攻め、トランジションオフェンス(速攻)から横浜のゾーンを攻略。

阿部選手と北川選手の前線からのダブルチームは見応えがありましたな。

試合は4Q終盤までもつれる展開となっていた。

クラッチタイム。横浜はアキ・チェンバース選手の連続得点で得点を積み重ねた一方、島根の選手が放つシュートはリングに嫌われ、最終的に72-66で敗退した

島根はこれで8連敗。長い連敗のトンネルの出口がなかなか見えないでいる。

次戦は、12月27日(日)に同じく横浜ビー・コルセアーズと対戦する。


Today`s MVP アキ・チェンバース

本日のMVPはクラッチタイムで連続得点を決めたアキ・チェンバース選手

3ポイントシュート3本成功を含む15得点をマークした。

ゲームハイとなる16得点し、インサイドでインパクトを残したパトリック・アウダ選手と迷ったが、クラッチタイムでの得点を重視してアキ・チェンバース選手を本日のMVPに選択した。

Photo Garary

昨シーズン、高校生ながら三遠で特別指定選手としてプレーし、11試合で平均12.6得点・3.1アシストをマークした河村勇輝選手

東海大学に進学した今年は、新たに横浜でプレーすることになった。

河村選手がコートに入ると、チームのエナジーとディフェンス強度が高まりますな

本日の試合では手探りのプレーが多く、ミスも多かったが、チームの戦術理解度が高くなると更に脅威の選手になりそうだ。

島根のエースから横浜のエースへ。

昨シーズン島根でプレーしたロバート・カーター選手が1年ぶりに島根に帰還。

ブルックス選手とのマッチアップでは、お互い相手に得点を許さず、ブルックス選手は7得点、カーター選手は8得点に終わった。

カーター選手は、本日の試合でB1通算1,000得点を達成した

島根の新旧エース対決となったロバート・カーター選手(左)とデモン・ブルックス選手(右)。

チームのエースである二人のマッチアップは、お互いディフェンスで守り合う形となった。

私が勝手に横浜のダニー・グリーンと呼んでいる森川正明選手

高いディフェンス力と高精度の3ポイントシュートが魅力の3&Dであり、この日も3ポイントシュート3本成功を含む11得点をマークした

ゴール下で強いインパクトを残したレジナルト・ベクトン選手

206cm116kgの身体は脅威ですな。

10得点・7リバウンドというスタッツ以上に印象に残る選手でした。

6得点・10リバウンド・4アシストをマークした阿部諒選手

ゾーンディフェンスの弱点であるオフェンスリバウンドに対し、積極的にランニングリバウンドへ行っている姿が印象的でした。

FG成功率18.2%とかなり低い数字となったが、シュートセレクションは悪くないと思うので、あとは決めるだけ!

このリムアタックの姿勢をシーズン通して継続してほしい!

この日、9得点・6アシストをマークした北川弘選手

阿部選手と共に前線からダブルチームを行うことで、相手にディフェンスからプレッシャーを与え続けた。

自身のスピードを制御できず暴走する場面も見られるが、この日は北川選手のスピードとディフェンスからの速攻が上手く嵌まった試合でした!

チームハイとなる13得点をマークした杉浦佑成選手(島根)

ミスマッチが起きた時、味方に指示を出してマークマンを変えたところに、彼のバスケIQの高さが垣間見えました。

196cmの恵まれた身体に加え、バスケIQも高く、綺麗なシュートフォームも持っている杉浦選手は間違いなくエースになれるポテンシャルを持った選手である。

ハンドリング力を向上して、ゲームに更にインパクトを与えられる選手になってほしい!

関連記事

【島根スサノオマジック】15試合終了時点の選手の活躍度診断

2020.11.22

島根スサノオマジックの3-2ゾーンディフェンスの考察

2020.12.12

島根スサノオマジックのボールスクリーンに対する6つの守り方

2020.12.08

島根スサノオマジックが多用する4つのセットオフェンス

2020.10.06

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。