京都ハンナリーズ vs 大阪エヴェッサ所感【プレシーズン】
8月30日(日)、おおきにアリーナ舞洲で、京都ハンナリーズと大阪エヴェッサのプレシーズンマッチが行われた。
今回はその所感をつづる。
今回の京阪ダービーは、8分×4クォーター。1クォーターずつで得点リセットという特別ルールーで行われた。
両チームとも外国籍選手は出場しておらず、京都ハンナリーズは松井啓十郎選手や永吉佑也選手が出場しない中での試合だった。
両軍とも完全な状態ではないということを先に断っておき、試合結果は以下の通りだった。
1Q 大阪13 – 13 京都
2Q 大阪 22 – 17 京都
3Q 大阪 15 – 12 京都
4Q 大阪 13 – 15 京都
試合勘がにぶい選手が多い中でひと際目立ったのは、日本代表候補でもある大阪エヴェッサの橋本拓哉選手だった。
シュートタッチがよく3ポイントシュートを連発、ドライブも切れがあり、ディフェンスでも相手にプレッシャーをかけていた。
大阪エヴェッサで言えば、ルーキーのエリエット・ドンリー選手も目に留まった。
198cmのビッグマンだが、シュートタッチがスムースで、経験を積んでいけば面白い選手になりそうだと感じた。
ちなみにエリエット・ドンリー選手は、日本代表の強化指定選手に選ばれている逸材である。
京都ハンナリーズは、新加入の満田丈太郎選手が光っていた。
3ポイントシュートを連発し、今シーズンの京都の注目選手になりそうだと感じた。
昨シーズンまで名古屋ダイヤモンドドルフィンズでプレーしていた満田選手。名古屋では、オフェンスシステムに馴染めず、くすぶっていた印象があったが、京都へ移籍して活躍の機会が増えそうだ。
また同じく京都では、久保田選手や細川選手ら若手選手もアウトサイドシュートに安定感があって良かった。
久保田選手と細川選手は、2人ともバックコートの選手である。
お互いまだ22歳と若いが、ロールプレイヤーとして十分にやれそうだと感じた。
オフェンスシステムの話に移ろう。
1クォーター目、大阪は「ボックス」というセットオフェンスをよく使った。
ボックスはスクリーンをかけやすい一方で、インサイドが混雑するというデメリットがある。
インサイドが混雑するため、フリーになるのはアウトサイドの選手が多くなる。
今日の大阪はこの「ボックス」でフリーになったアウトサイドの選手がよくアウトサイドシュートを決めていた。
一方、京都は5人全員がアウトサイドに位置する「5out」、または1人がインサイドで他4名がアウトサイドにいる「4out1in」で終始プレーした。
そして、ボールマンがいるストロングサイドで2メンゲームをするという形が多かった。
この日はセンターのディビット・サイモン選手が欠場。
そのため、ポストプレーは捨て、ガード陣がドライブがしやすい5out・4out1inの形にしたのだろう。
しかし、5out・4out1inでも2メンゲームが肝であり、サイモン選手がいたとしても2メンゲームが行われると予想する。
\まもなく始まる📡/
— バスケットLIVE (@BASKETLIVE_JP) August 30, 2020
🏀プレシーズンゲーム 2020
15:25~ 大阪🆚京都 #おおきに祭2020
ついに新チームが始動‼️
新加入選手、若手選手のプレーに注目👀#Bリーグ#バスケで日本を元気に@osakaevessa @kyotohannaryz
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