高3の夏まで英単語600語しか覚えていなかった私
今回は、私が大学受験の時に行っていた『システム英単語』を使った英単語の覚え方を紹介したいと思います。
この『システム英単語』の覚え方は、慶應大に通っていたいとこから教えてもらいました。
当時私は高3の夏で、早稲田大学志望だったのに関わらず、英単語を600語しか覚えていないという有り様でした。
今から振り返るとヤバい。よく早稲田に受かったなと思います(笑)
なんで600語しか覚えていなかったかというと、当時勉強法として重宝していた『E判定からの大逆転勉強法』に、英単語の勉強は『合格英単語600』を使えと書いてあったため、これだけを覚えていたわけですね。
『E判定からの大逆転勉強法』は非常に良い本で、一読の価値ありです!
参考書のための参考書(勉強法が載っている)ですが、この本で書かれたことの8割を実行できたからこそ、私は早稲田大学に合格できたと思います。
ただ英単語の勉強法については、意見が違いますね。
『E判定からの大逆転勉強法』では600語暗記したら、長文読解をしていって、そこで出た分からない単語を一個一個覚えていくというやり方が推奨されていました。
それを実践していたのですが、英語の伸びがイマイチで、進研模試で偏差値60前後という日々が続きました。
高3の夏になり、いよいよこのままだと早稲田に受からないと思い、藁にもすがる思いでいとこに英語の勉強法を聞いた思い出があります。
そしたら普段は優しいいとこに「600語は少なすぎるなあ~。ぼくはシステム英単語を使って、英単語を覚えていたよ」と言われ、ショックを受けたことを覚えています。
そしていとこに言われた通りに実践しました。
始めは結果が出ませんでしたが、センター試験で8割後半取れたあたりから、急に伸び始めて2月後半には早稲田大学に合格できるほど伸びました。
それでは、その『システム英単語』を使った英単語の覚え方を紹介していきます。
『システム英単語』を使った英単語の覚え方【勉強法】
Z会の『速読英単語』や大学JUKEN新書の『英単語ターゲット1900』と並んで、受験生に馴染みのある『システム英単語』。ちなみに私は、参考書マニアなので全て持っていましたw
『システム英単語』の特徴は、英単語を一番出る形で、 ミニマルフレーズという超コンパクトなフレーズで覚えることができる点です。
そのため受験で出てくるときに、最も重要な意味、最も重要な形、最も重要な連結関係で英単語を覚えることができます。
この『システム英単語』を使って、毎日20単語ずつ覚えていきます。
これらの英単語は意味が分かればよいので、『システム英単語』の日本語部分を隠して、英語⇒日本語の翻訳ができるかを単語を覚えることの基準にしてください。
紙に書いて覚えるのは、時間がかかるので、紙に書く代わりに声に出して覚えていきましょう。
そして、20単語を英語から日本語を翻訳できるようになればその日の英単語勉強はOKです。
次の日、また新たに20単語覚えるのですが、それと同時に前に覚えた英単語の意味を覚えているか、ここで確認します。下の図のイメージですね。
この確認作業が非常に大事です。これは必ず行いましょう。
そして、その章の同じ品詞が終わるまで、確認作業は続けて下さい。
これをすることで、最初の頃に覚えた知識が完全に記憶に定着できるようになります。
『システム英単語』の構成
『システム英単語』の構成は、第1章~第5章の5章構成になっています。
第1章~第3章までは、全ての受験生に覚えてもらいたい英単語。
第4章が難関大学や英文科・外国語学科をめざす受験生向けの英単語。早稲田大学を目指すなら、ここも覚えましょう。
第5章は、多義語のブラッシュアップといって、受験で出てくる多義語(複数の意味を持つ英単語)がまとまっています。ここは大事なので、全ての受験生が覚えたほうが良いと思います。
そして、第1章~第4章まで、それぞれ動詞、名詞、形容詞・副詞の順で英単語が並べてあります。
この動詞、名詞、形容詞・副詞ごとに、前述した英単語の覚え方をしていってください。
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