【早稲田大学】地方進学校から早大へ入学する3つの方法

地方進学校から早大へ入学する3つの方法

今回は、地方進学校から早大へ入学する3つの方法を紹介します。

地方進学校から早大へ行くおすすめの方法は、以下の3つです。おすすめの順番で①~③と並べております。 他にも入試制度があるので詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。

地方進学校から早大へ入学する3つの方法

①新思考入試
②指定校推薦
③ 一般入試

ひとつひとつ見ていきましょう!


新思考入試

出願期間8月中旬~9月上旬
募集学部法学部/文化構想学部/文学部/商学部/人間科学部/スポーツ科学部
難易度★★☆☆☆

おすすめ度1位がこの新思考入試です。最近出来た入試方法なので、もしからしたらご存知ない方もおられるかもしれません。

この入試がどんな入試かざっくり言うと、地方出身者を早稲田大学へ合格させるための試験です。

ちょっと誇大表現が入っているかもですが、概ねこんな感じの試験です。

と、言うのもですね!早稲田大学って1882年(明治15年)の創立以来、多様性を重視してきて、色んな地方から様々な人材を集めてきた歴史があるのですが、最近は7割以上が関東出身者という事実があり、だんだん多様性が薄くなってきているんです。

昔は全国型の大学だったのに、今や首都圏限定大学に成り果てている。この事実に危機感を抱いているんですね。

しかし、「地方出身者が一般入試で早稲田に入るのはハードルが高い…」ということでできたのが、この新思考型入試なのです!

なので、早稲田に入りたい地方出身者はじゃんじゃんこの試験に応募した方が良いと思います。


選考方法

選考方法も早稲田大学の入試の中ではかなり簡単な方だと思います。1次選考で書類審査(課題レポート、評価書)、2次選考で筆記試験。そして、最終選考でセンター試験です。

私は新思考入試を受けていないので、これは憶測なのですが、この入試方法で早稲田大学が来てほしい人材は、早稲田で学んだものをどう地方に還元できるかなので、そこら辺をからめて課題レポートをかけば良いと思います。

センター試験も簡単なんですよね

下の図は 2020年度 早稲田大学 新思考入学試験(地域連携型) 入学試験要綱 から引用したものですが、例えば法学部。

外国語、国語、地歴・公民・数学で300点中240点取れば合格です。

2020年度 早稲田大学 新思考入学試験(地域連携型) 入学試験要綱

例えば

英語 160点(80点)、国語 140点(70点)、日本史 90点で早稲田大学に合格できます。

これ、一般入試に比べたら、超イージーですよね。本当におすすめなので、地方出身者で早稲田大学に入りたい人はこの試験はぜひ受けるべきです


指定校推薦

出願期間11月頃
募集学部高校によって異なる
難易度★★★☆☆

2つ目におすすめなのが、指定校推薦です。安定ですよね。

指定校推薦をもらえるまでの道のりが大変ですが、もらえたら合格確立はかなり高いのがメリットですよね。

競争相手も、一般入試と違って校内の中だけなので、東大・京大・一橋の受験生と競う一般入試と比べたら、まだ簡単な方です。

デメリットは自分が行きたい学部の指定校推薦があるかどうかですね。行きたい学部がなかった時に、この方法だと行けないので、そこだけですね。


一般入試

出願期間1月上旬~1月中旬
募集学部全学部
難易度★★★★☆

3つ目が、一般入試で早大に入る方法です。正直、紹介した3つの中では一番おすすめではありません

何故、一般入試がおすすめではないか?理由は二つあります。

一つ目の理由が、一般入試で競争する相手にあります。 一般入試で競う相手は、3科目に集中した人と東大・京大・一橋・東工大を受検する人たちです。

あなた、勝てますか?

もしかして、5教科を万遍に勉強したりしていませんか?

東大・京大・一橋・東工大が第一志望なら良いのですが、早大が第一志望なら勉強する科目は絞るべきです。でなければ、3科目に絞って勉強した人たちに勝てません。

また、一般入試をおすすめしない2つ目の理由が、地方の受験生と都会の受験生では、都会の受験生の方がアドバンテージがある点です

これ、結構重要です。受験に臨むメンタリティ、環境などは都会の受験生がアドバンテージを持っています。

受験に臨むメンタリティとは、簡単に言うと「早稲田なんて簡単だ。楽勝だ!」という姿勢ですね。周りに早大へ進学する先輩が多ければ多いほど、「あの大したことのない先輩でも早稲田に入れるのなら、俺でも入れるわwww」というメンタルになるんですよね。

これ、とっても大事です。

また環境のハンデも大きいです。都会は私立専門のクラスなんかがあって、私立受験に必要ない科目を勉強しないんです。

逆に、地方の進学校は国公立至上主義な学校が多いので、5教科7科目漫勉に勉強するんですよね。

私のいた高校も国公立至上主義の学校だったので、40人いたクラスの中で、私ともう一人以外全員国公立志望でした。

当然、私立専門のクラスなどなく、高校3年間の最後まで5教科7科目を勉強するわけです。

同じ1000時間勉強した受験生でも、3科目で合計1000時間勉強した人と、5科目で合計1000時間勉強した人。どちらが早稲田に合格できるか分かりますよね。

当然、同じ能力でも3科目で合計1000時間勉強した人の方が、早稲田に合格しやすいです

地方の受験生は、そういうディスアドバンテージがある中で、都会の受験生と競わなければいけないのです。

もちろん、この方法で合格する地方の受験生もたくさんいます。でも、私のおすすめはやっぱり新思考入試と指定校推薦入試ですね

まとめ

地方進学校から早大へ行く方法は主に以下の3つです。

地方進学校から早大へ入学する3つの方法

①新思考入試
②指定校推薦
③ 一般入試

私のおすすめなのが、新思考入試と指定校推薦入試です。

行きたい大学へ入るのが一番だと思いますので、地方出身で早稲田へ行きたい受験生の方に役に立つ記事であれば幸いです。

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2 件のコメント

  • 新思考入試、言うほど簡単じゃないと思いますけどね…
    倍率は最大で50倍を超えているみたいですし、2次試験は明確な答えのない問題に取り組まなければならないため、通常の学校生活を送って太刀打ち出来るものではないように感じます。
    確かにセンター8割はお得ですが、そこに行き着く前に受験者の大半が不合格通知を受け取っています。

    • コメント、そして有益な情報ありがとうございます。

      倍率50倍というのは知りませんでした。確かに高いですね。

      以前、早稲田大学の教務課の方とお話しをしたことがありまして、
      早稲田としても地方出身の比率の少なさはかなり課題意識を
      感じていると話されていました。

      そういう観点から考えても、新思考入試は地方出身者にとって
      関東圏の学生より有利であるとは思います。

      地方の学生が、受験で早稲田に入るの環境面で不利であることは
      間違いないので、新思考入試は一つの選択肢としてはアリなのかな
      と私は思います。

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