島根スサノオマジック連勝ならず
前日11月2日の勝利に沸いたスサノオマジックだったが、今ゲームは中地区首位を走るチームの底力をまじまじと見せつけられた形となった。
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中でもスサノオマジックを大きく阻んだのが、日本代表でもニック・ファジーカス選手だ。
FG%58.8%(10/17)、3P%75%(3/4)という正確なシュート力で、1人で28得点をたたき上げた。
リバウンドも13と、得点・リバウンドでダブルダブルをマークした。
今日の敗因は何か
では、今日の敗因は一体何なのだろうか。Box Scoreを見ると以下のようになっている。
1Q 島根 18 -21 川崎
2Q 5-26
3Q 16 -26
4Q 14 -14
見て分かるように2Qの5-26が際立って目立つ。
実はこのクォーターから川崎はゾーンディフェンスを取り入れており、島根はそのゾーンを攻めくずせなかったという背景がある。
ファジーカス選手、熊谷選手、ヒース選手とインサイドに一日の長がある川崎相手に、島根のインサイド陣は完全に締め出されてしまった形となった。
その結果は、チームリバウンド数に表れている。島根の27に対して、川崎は培近くの45である。
この戦略は島根に対して有効で、ペイントエリアでは強いがペリメーターまで追い出されると有効な得点方法を持っていないクウェリ選手に効果てきめんなのだ。
SFの役割をしているカーター選手とCの役割をしているクウェリ選手の中間のプレーが出来る外国籍選手の早急の獲得が求められる。
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この日の入場者数は3,147人で会場は満員だった。
フォトギャラリー
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