Bリーグで総年棒が最も高いクラブはどこなのか?【2018-19シーズン】

Bリーグで総年棒が最も高いクラブはどこなのか?

Bリーグのクラブで一番総年棒が高いクラブって一体どこだろう」って思ったことありますよね。

私はなんとなくトヨタが母体のアルバルク東京か日立製作所が母体のSR渋谷かなあなんて思っているのですが、実際どうなのでしょうか。

Bリーグが発表しているクラブの決算概要に、トップチーム人件費(総年棒)が載っているので、その情報をもとに2018-19シーズンのBリーグで総年棒が最も高いクラブを見ていこうと思います

B1リーグ

総年棒クラブトップ5

まずはB1リーグの総年棒トップ5のチームから!トップ5のチームは以下のようになっています。

1位はやっぱりA東京で、総年棒は約7億5,000万円!日本代表の田中大貴選手や竹内譲次選手、アレックス・カーク選手などB1トッププレイヤーが連なるタレント軍団であるA東京。1位も納得です。

2位は千葉ジェッツで、約5億8,000万円。日本人初の1億円プレイヤーである富樫選手を擁している強豪チームですね。ということは、チームの総年棒の約1/6以上を富樫選手が占めているのか。富樫選手すげー。

3位は宇都宮で、約5億1,000万円。日本代表の比江島選手やテーブス海選手、ライアン・ロシター選手がいるこちらも、A東京に負けず劣らずタレント集団ですね。

4位は琉球、5位は三河という順になっていました。


総年棒クラブワースト5

次にB1リーグで最も選手の総年棒が少ないクラブはどこなのでしょうか。B1リーグの総年棒ワースト5が以下のようになっています。

18位は滋賀で、約1億7,000万円。1位とはおよそ4倍近く離れていていますね。B1リーグの中でも、上位クラブと下位クラブで総年棒格差が大きそうです

17位が新潟で、約2億1,000万円。16位は京都で、約2億2,000万円でした。


B1クラブの総年棒の平均値・中央値

B1の各クラブの総年棒は以下のようになっています。

B1リーグの総年棒の平均値は3億4,845万円で、中央値は3億1,160万円でした。


B1クラブの総年棒と勝率の関係

チームの総年棒が高いチームほど強い(勝率が高い)チームだと思ったのですが、一応クラブの総年棒と勝率の相関関係を調べました。

下の図は、B1クラブのクラブ総年棒と勝率の散布図になっております。

そして、2018-19シーズンのB1クラブの総年棒と勝率の相関係数は、0.62でした。ここから、総年棒と勝率は正の相関関係があることが分かります。ただし、予想していたほど強い相関ではありませんでした。


B2リーグ

総年棒クラブトップ5

次にB2リーグを見ていきましょう。2018-19シーズン、B2リーグでクラブ総年棒トップ5に入ったチームは以下の通りになりました。

1位は島根で、約2億2,000万円。島根はこの年B1昇格を達成しています。この数字はB1リーグ17位の新潟(約2億1,000万円)より高い金額になっています。とは言えB2で1番でもB1のワースト3なので、B2とB1の格差はやはり大きいようです

2位は広島で、約1億8,000万円。3位は茨城で、約1億7,000万円でした。


総年棒クラブワースト5

次にB2リーグの総年棒ワースト5です。

ワースト1位は青森で、約5,600万円。ブービーは香川で、約6,400万円。ワースト3位は奈良で、約7,200万円でした。

B2の総年棒下位クラブになると、1億円を切るチームが多いですね


B2クラブの総年棒の平均値・中央値

それ以外のB2クラブの総年棒は上の図のようになっています。

B2リーグの総年棒の平均は約1億1,468万円で、中央値が約9,696万円でした。中央値だと1億円を切るんですね。


B2クラブの総年棒と勝率の関係

今度はB2クラブの総年棒と勝率の相関関係です。相関係数は、0.49でした。B1ほどではありませんが、やや正の相関があるといえますね。

高い勝率をマークするためには、お金を出してでも良い選手を引っ張ってくることが重要ですね。

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