新人王レースの現在地【Bリーグ2021-22】11月終了時点

新人王レースの現在地【Bリーグ2021-22】11月終了時点

ワールドカップアジア予選のため、バイウィークに入ったBリーグ。

全チーム14試合が終了し、シーズンの1/4が終わったこの時点で、今季の新人王レースの現状を見ていきたい。


西田優大選手(シーホース三河)

所属チームシーホース三河
ポジションSG
生年月日1999年3月13日
出身校東海大学

14試合(14先発)平均12.1得点・2.4リバウンド・2.1アシスト・FG成功率45.6%・3ポイント成功率28.3%・FT成功率95.0%


現在、新人王レースの先頭をひた走るのは、シーホース三河の西田優大選手だ。

西田選手は福岡大大濠高校から東海大学へ進学。

世代を代表するエリート選手は、大学4年次の昨季新潟アルビレックスBBでプレーした。

新潟では平均5.4得点とB1の壁に阻まれた形となったが、今季はここまで平均12.1得点をマークし、日本人選手(帰化選手を除く)の中で9番目に高い平均得点を残している。

3ポイント成功率こそ28.3%と低いものの、FG成功率・FT成功率とも高く、シュート効率が良いのも西田選手の特徴だ。

スコアリングだけでなく、ディフェンス能力も高く、今秋のワールドカップアジア予選の日本代表候補にも選ばれている。

山口颯斗選手(レバンガ北海道)

所属チームレバンガ北海道
ポジションSG/SF
生年月日1998年10月1日
出身校筑波大学

14試合(13先発)平均6.2得点・2.9リバウンド・2.2アシスト・FG成功率29.1%・3ポイント成功率20.4%・FT成功率85.0%


新人王レースのトップを走るのが西田優大選手なら、その対抗馬はレバンガ北海道の山口颯斗選手だ。

山口選手は194cmのスウィングマン。

得点力だけでなく、プレーメイク力も高く、北海道ではプレーメイカーとしても活躍している。

特別指定選手として加入した昨季は27試合で平均8.6得点をマークしたものの、今季はここまでシュートタッチが不調で平均6.2得点と成績を落としている。

シュート効率を上げられるか、山口選手が新人王を獲得するためにはここが改善ポイントになりそうだ。

遠藤善選手(新潟アルビレックスBB)

所属チーム新潟アルビレックスBB
ポジションSG
生年月日1998年11月5日
出身校日本体育大学

4試合(4先発)平均6.5得点・1.3リバウンド・1.0アシスト・FG成功率37.0%・3ポイント成功率30.8%・FT成功率33.3%


新人王レースの大穴として、私は新潟アルビレックスBBの遠藤善選手を推したい。

10月中旬に左手舟状骨骨折で、全治約2カ月と診断された遠藤選手だが、出場した4試合では平均6.5得点をマーク

遠藤選手は得点クリエイト力が高く、プルアップ3の名手なため、怪我からの復帰した時の活躍が楽しみな選手である。


津屋一球選手(三遠ネオフェニックス)

所属チーム三遠ネオフェニックス
ポジションSG
生年月日1998年6月7日
出身校東海大学

14試合(5先発)平均4.5得点・0.9リバウンド・1.1アシスト・FG成功率36.1%・3ポイント成功率32.4%・FT成功率80.0%


津屋一球選手は、3ポイントシュートとディフェンス能力が高い3&Dタイプの選手である。

今季はここまで14試合すべてに出場し、平均4.5得点をマーク。

新人王レースとしては厳しいが、3&D選手として今後人気が出そうな選手である。

西野 曜選手(サンロッカーズ渋谷)

所属チームサンロッカーズ渋谷
ポジションSF
生年月日1998年7月27日
出身校専修大学

14試合 平均4.0得点・0.6リバウンド・0.6アシスト・FG成功率52.4%・3ポイント成功率33.3%・FT成功率66.7%

西野曜選手は、196cmの大型フォワード。

内外問わずシュートを狙える得点力が魅力の選手であり、専修大学時代にはインカレ得点王にも輝いている。

Bリーグに入り、PFからSFへポジションアップしており、今後Bリーグにアジャストできるかはハンドリング力がどこまで向上できるかに鍵がかかっているだろう。


菅原 暉選手(群馬クレインサンダーズ)

所属チーム群馬クレインサンダーズ
ポジションPG
生年月日1998年5月27日
出身校筑波大学
13試合(1先発)平均4.0得点・0.9リバウンド・2.2アシスト・FG成功率44.2%・3ポイント成功率37.9%・FT成功率37.5%


菅原暉選手は、183cmのPG。

筑波大学時代では、インカレ優勝に貢献するなど、大学バスケ界を代表するPGだった。

群馬クレインサンダーズではまだ完全な信頼を得られておらず、ボールを任せてもらえていないが、少しずつ信頼を積み重ねてプレーメイカーとしての役割を勝ち取りたい

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