宇都宮ブレックス、最新戦力分析【2021-22開幕前】
2021-22最新布陣
2021オフの動き
補強採点
昨シーズン、東地区最高勝率をマークした宇都宮ブレックス
昨シーズン、49勝11敗(勝率.817)をマークし、強豪ひしめく東地区1位(全体1位)を記録した宇都宮ブレックス。
昨シーズンのディフェンスレーティングは、全20クラブ中トップの94.2。
ライアン・ロシター選手、遠藤祐亮選手、鵤誠司選手らを中心とした高いディフェンス力を武器に、完成度の高いチームを作り上げた。
4年ぶりの優勝を目指したチヤンピオンシップでは、決勝で千葉ジェッツと対戦。
第3戦までもつれた激闘の結果、惜しくも優勝を逃す形となった。
フランチャイズプレーヤーだったライアン・ロシター選手が退団!
今オフの宇都宮は、チームを解体し、再建モードに入るという予想も上がっていた。
そんな予想とは裏腹に、チームは昨シーズンリーグ最高勝率をマークした中心選手の多くの引き留めに成功した。
比江島選手、遠藤選手、鵤選手、竹内選手、テーブス海選手、ジョシュ・スコット選手が残るチームは、大きく勝率を落とすことはないだろう。
その一方で、長年宇都宮のフランチャイズプレーヤーとして活躍したライアン・ロシター選手、ジェフ・ギブス選手の両名が退団。
特にライアン・ロシター選手は、リーグトップクラスの帰化選手ビッグマンであり、彼の退団は非常に大きな戦力ダウンになりそうだ。
ライアン・ロシター選手は、206cmのビッグマン。
昨季はチームトップとなる平均12.9得点・7.6リバウンド・4.1アシストをマークし、攻守両面で強豪チームを牽引した。
来季はライバルチームであるアルバルク東京でプレーするため、頼りがいのある選手が逆に手強い選手となりそうだ。
ブランドン・ジャワト選手は、他クラブと比べて強みを出せるのか
ライアン・ロシター選手、ジェフ・ギブス選手、LL.ピーク選手ら3選手の外国籍・帰化選手が退団した宇都宮ブレックス。
代わりにチームに加入したのが、チェイス・フィーラー選手とアイザック・フォトゥ選手、そしてブランドン・ジャワト選手である。
チェイス・フィーラー選手とアイザック・フォトゥ選手は、両名とも機動力が魅力のビッグマンであり、ディフェンスを売りとするチームカルチャーに合いそうな選手である。
ブランドン・ジャワト選手は、アジア特別枠として加入するSF。
昨シーズンはインドネシアのリーグでプレーし、13試合で平均16.7得点・6.5リバウンド・1.8アシストをマークした。
3ポイント成功率は30.1%と苦手としているが、2P%は60.2%と非常に高く、ペネトレイトでゴール下に切り込むスラッシャータイプの選手であると予想する。
帰化選手としてライアン・ロシター選手が作っていた強みを失うチームにとって、ブランドン・ジャワト選手の活躍は非常に大きなウェイトを占めていると言えるだろう。
ジャワト選手の活躍次第では、来季も優勝を狙うコンテンダーとして戦うシーズンになるかもしれない。
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