インディアナ・ペイサーズがシカゴ・ブルズと対戦!125-106で勝利し、開幕2連勝

インディアナ・ペイサーズがシカゴ・ブルズと対戦!125-106で勝利し、開幕2連勝

ペイサーズが開幕2連勝

12月26日(土)、インディアナ・ペイサーズは敵地ユナイテッド・センターでシカゴ・ブルズと対戦した。

シカゴは今季から選手との関係構築に定評があるビリー・ドノバン氏を新たにHCとして迎え、再建中のチームである。

選手層は薄いが、スターターには身体能力の高いスラムダンカ―のザック・ラビーン選手コビー・ホワイト選手ラウリー・マルカネン選手など将来性の豊かな選手を揃えている。

試合は2Q。ペイサーズがセカンドユニットからリードを奪うと、スタメンが戻った3Qでもリードを広げ、最終的に125-106で勝利した

ペイサーズは開幕2連勝。次戦は12月27日、ホームでボストン・セルティックスと対戦する。


トリプルダブルを達成したドマンタス・サボニス選手

昨シーズンのオールスタービッグマンが躍動した。

ドマンタス・サボニス選手は、この日22得点・11リバウンド・10リバウンドのトリプルダブルを達成

今季から積極的に自らもボールプッシュする場面が増え、昨シーズンよりハンドリング力が向上しているところを見せている。

最もそれがターンオーバーの多さ(本日ターンオーバー5本)にも繋がっているのだが。

パサーであり、スクリーナーであり、ハンドラーであり、フィニッシャーでもあるサボニス選手のマルチタレントっぷりには舌を巻かずにはいられない。

DENのニコラ・ヨキッチ選手以来のポイントセンターと呼ばれる日もそう遠くないのかもしれない。


“He is back!!!”

元オールスターガードが本当の意味で戻ってきた。

インディアナのエースガードであるビクター・オラディポ選手は、この日3ポイントシュート5本成功を含む(5/5)22得点をマークした。

これで開幕戦から2試合連続で20得点以上をマークしている。

昨シーズン、右足大腿四頭筋から復帰したオラディポ選手はアウトサイドシュートが低調で、キャリアで最も悪いFG成功率39.4%・3ポイントシュート成功率31.7%を記録した。

それが今季はアウトサイドシュートが高精度で入るようになっている。

イースタン上位を狙うチームに、心強いエースが戻ってきた。


開幕2試合のUSG%とEFG%からペイサーズを分析する

今回はUSG%とEFG%からペイサーズを分析する。下の表が開幕2試合のペイサーズのUSG%とEFG%である。

まずUSG%だが、これは該当選手が出場時に、どのくらいチームがその選手へボールを集めたかが分かる指標である。

ペイサーズでUSG%1位は、センターのドマンタス・サボニス選手である。

ここからチームがサボニス選手へボールを集めていることが伺える。

ちなみに昨シーズンまで2年間、ペイサーズのUSG%1位はビクター・オラディポ選手だった

サボニス選手はEFG%もオラディポ選手に次ぐチーム2位の68.7%をマークしているので、サボニス選手にボールを集めるチームの方針は間違っていないと言えるだろう。

さらっと流したが、EFG%は3ポイントシュートの価値を考慮したFG%である。

そのため、EFG%の高い選手にボールを集めた方が良いということが言えるだろう。

USG%2位は、ビクター・オラディポ選手である。

EFG%はチームトップの71.8%だ。まだ2試合しか終わっていないので、ここから数字は下がることが予想されるが、オラディポ選手が非常に効果的に得点を取っていることがここから読み取れる。

USG%3位と4位は、セカンドユニットのアーロン・ホリデー選手ダグ・マグダーモット選手がランクインしている。

マグダーモット選手のEFG%がもっと高くなると良いですな。

USG%5位は正ポイントガードのマルコム・ブログドン選手がランクインした。

プレシーズンではオラディポ選手よりUSG%が高かったことから、チームのオフェンスのセカンドオプションかと思われたが、レギュラーシーズンが始まるとオラディポ選手にボールを譲る形となった

流石、万能戦士ブログドン選手。

EFG%60.6%と高精度に決めてきますな。

その他は、TJウォーレン選手のEFG%がもっと上がってくると良いですな。

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