【所感】THE MAMABA MENTALITY : HOW I PLAY

Mamba Mentalityとは何か

先日、コービー・ブライアントが乗ったヘリコプターが墜落し、コービーを含む搭乗していた全員が死亡したと報じられました。

あまりにも、突然で、衝撃的なニュースで、未だにコービーが亡くなったことが嘘だと思う自分がいます。

コービー・ブライアントと言えば、レイカーズ、そしてNBAを代表するレジェンドです。

NBAチャンピオン5回、シーズンMVP1回、ファイナルMVP2回、NBA記録となる18年連続オールスターゲーム選出、NBA歴代2位の1試合81得点の記録などこれまでNBAで残してきた記録は枚挙に暇がありません。

そんな数々の輝かしい記録を打ち立てた彼を代表する言葉の一つが、”The Mamba Mentality“です。

今回はコービーの著書、『 KOBE BRYANT THE MAMBA MENTALITY HOW I PLAY』をもとに、Mamba Mentalityとは何か紐解こうと思います。

コービーはこの著書で、Mamba Mentalityについて以下のように語っています。

The mindset isn’t about seeking a result – it’s more about the process of getting to that result. It’s about the journey and the approach. It’s a way of life. I do think that it`s important, in all endeavors, to have that mentality.

『 KOBE BRYANT THE MAMBA MENTALITY HOW I PLAY』 P.94より引用

直訳すると、以下のようになります。

Mamba Mentalityというマインドセットは、結果を追い求めることではありません。結果までのアプローチのことです。Mamba Mentalityとは生き方です。私は全ての努力において、この精神を持つことが大事だと思っています。

結果までのアプローチこそ重要。

そう言えば、メジャーリーグでも活躍した元広島東洋カープの黒田博樹選手も、試合までの準備の重要性について説いていました。

コービーは朝3時に起きて、ハードな練習をして、汗をかいていたらしいです。

この結果までの取り組み方こそ、Mamba Mentalityなのだと思います。

A big shot is just another shot

多くのクラッチシュートで、チームを勝利に導いたコービー・ブライアントですが、この著書でクラッチショットについて面白いことを語っています。

People make a huge deal out of clutch shots. Thing is, just one shot. If you make a thousand shots a day, it’s just one of a thousand. Once you’re hitting that many, what’s one more ? That was my mentality from day one.

『 KOBE BRYANT THE MAMBA MENTALITY HOW I PLAY』 P.101より引用

日本語にすると、下の感じ。

みんなはクラッチショットに対して重く受け止めてるけど、クラッチショットもただの一本のシュートだよ。仮にあなたが一日に1,000本シュートを打っていたら、クラッチショットは1,000分の1に過ぎません。その数にしてみたら、もう1本くらい何ですか。これが私のマインドセットの原点です。

毎日シュートを1,000本打っていたら、クラッチショットも1,000分の1に過ぎない。

このメンタリティこそ、コービーを勝者たらしめたのだと思います。

私も量をこなそうと思います。

おわり。

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