衝撃!島根が琉球に98-61の大勝!
RECAP
衝撃!
10月23日、ホーム松江市総合体育館で行われた島根琉球の今季第1戦。
琉球は試合開始時点で、リーグトップの平均89.5得点、ネットレーティングもリーグトップの18.1を記録しており、どういう風に戦うかなとワクワクしていた。
前半で10点差付けると、3Qで更に点差を広げ、終わってみれば98-61の大勝。
98点にも驚いたが、琉球相手にここまで抑え込むのか!わたしにとって衝撃的な試合だった。
納見!納見!納見!
今日のMVPは納見悠仁選手。
前半チームのスコアリーダーである9得点をマークし、チームに流れを持ってきた。
納見選手は、今日3ポイントシュート3本成功させた。
納見選手のキャリアハイの3ポイント成功率は意外にも36.3%と高くないが、シュートフォームが綺麗でオープンスリーは決めてくれる安心感がある。
今季の納見選手はセカンダリーハンドラーという重要な役目を任されており、納見選手のステップアップはチームの底上げにも大きく影響する。
今後もガンガンアタックして点を取ってほしい。
陰のMVPはマカドゥ選手とニック・ケイ選手
琉球と戦うとき、毎回立ちはだかるのが岸本隆一選手とジャック・クーリー選手の2人である。
琉球のハート&ソウルであり、このチームが常勝チームであるゆえんでもある。
特にここ数年ジャック・クーリー選手を止めるアンサーを島根は見つけられないでいた。
琉球の今季の平均リバウンド45.7本はリーグトップ。2ndポイントは2位の滋賀と20得点以上離す113得点を記録する。
琉球に勝つためにはジャック・クーリー選手(とアレックス・カーク選手)にどうやってリバウンドを取らせないか。まずそこから考えなければならない。
アンサーはマカドゥ選手とニック・ケイ選手がしてくれた。
今日の試合ではジャック・クーリー選手を6得点・10リバウンドに抑え、琉球に28リバウンドしか取らせなかった。
いやー、素晴らしかった。
マジで頼りがいがある。
わたしは今日の試合の陰のMVPにマカドゥ選手とニック・ケイ選手を選びたい。
ヴィック・ロー選手の不調について
ヴィック・ロー選手は悩んでいる。
今季はここまで平均14.2得点、FG%は38.5%、3P%は19.0%と低調だ。
千葉にいた頃はリーグ屈指のオールラウンダーとして活躍していたものの、昨季から3ポイント成功率が低迷。今季は昨季よりも更に酷くなっている。
今村佳太選手が今オフ退団したことにより、今季はクリエイターとしての活躍も求められているが、AST/TOは1.3とあまりアシストを出すのは得意ではなさそうだ。
201cm94㎏とインサイドでのビッグマンとのマッチアップでは分が悪く、アウトサイドシュートは低調。
かつてリーグ屈指のオールラウンダーだった姿はそこにはなく、トゥイナー(中途半端)なプレイヤーがコートに立っていた。
琉球の伸びしろは、ヴィック・ロー選手にかかっていると言えるだろう。
琉球のルーキー、脇真大選手
脇真大選手は、昨季の大学バスケ界のスターだ。
昨季はインカレMVPと得点王を受賞。193cmの恵まれたサイズに、アウトサイドシュートとクリエイト力を兼ね備える。
今日脇選手のプレーを始めてみたが、ジェイルからのファールドローのシーンなど見てルーキー離れした試合慣れに流石だなと感じた。
今季はここまで平均6.8得点・2.3リバウンドをマーク。
琉球でディフェンス力が更に向上すれば、新人王も見えてくる。
小野寺祥太選手のプレータイム減少について
今日の試合を見て、小野寺祥太選手のディフェンス力やっぱ凄いなと感じた。
しかし、平均18分から平均16分に減って、若干プレータイムが減少している。
やはり、この根底にあるのは今村佳太選手の退団だろう。
今季のスタメンは脇選手と松脇選手であり、クリエイターを増やして、今村選手の穴を埋めたい意図が見て取れる。
松脇選手もグッドディフェンダーだ。
しかし琉球のベストディフェンダーは、わたしは小野寺祥太選手だと思う。
小野寺祥太選手がスタメンに戻るようにスタイルになれば、琉球は更に手強くなると予想する。
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