島根の連勝は9でストップ!水曜日開催試合クラブ最多となる3619人を動員!
RECAP
水曜日開催試合クラブ最多となる3619人を動員!
会場に入った瞬間、熱気に押され気持ちの昂ぶりが抑えられなかった。
水曜日開催試合でここまで人が集まるとは思っていなかったからだ。
この日、松江市総合体育館に3619人のブースターが詰めかけた。
これは水曜日開催試合でのクラブ最多観客動員数である。
かれこれ5年近く総体に足繫く通っている。しかし、平日開催でここまで動員したことは見たことがなかった。
たいていは1階指定席と2階自由席の見づらいところに空席ができる。
満員の体育館のなかには、チームカラーの青色のTシャツを着た方や選手のタオルを掲げた方が多くいた。
わずかだが、しかし着実に島根スサノオマジックが地域に浸透しているのを肌で感じる。
これまでスサマジ関係者の方々が守り続けた火種が今ようやく「島根」に点いた。
そんな瞬間を見た気がした。
伊藤達哉選手ってリーグ何番目のPG?
試合を見ながら、伊藤達哉選手ってリーグで何番目のPGだろうと考えた。
日本人PGの中でトップが河村勇輝選手で、次点が富樫選手、3番目が安藤選手、、、。
うんぬんかんぬん考えた末、だいたい15番目くらいという結論になった。
B1全24クラブの中で15番目である。クラブによっては、スタメンで起用するチームもあるだろう。
今季ここまで平均3.6得点とスタッツこそ目立たない伊藤選手だが、リーグ屈指のスピードを武器に一人で数的有利を作れる選手である。
そんな選手が、斎藤拓実選手の控えで出場する。
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、そりゃ強いに決まっている。
本日の試合、安藤誓哉選手は約39分の出場だったのに対して名古屋Dは、斎藤拓実選手が約25分、伊藤選手が約16分とタイムシェアしながら戦っていた。
リーグ指折りの実力者PG二人を相手に、一人で戦う安藤選手。
「もう少しこう何というか 手心というか…」と言いたくなる構図だった。
スタッツで見る島根名古屋D戦
スタッツからこの試合を見ていこう。
意外と思ったのが、リバウンド数だ。
ペイントエリアで名古屋Dに負けたなあという印象だったが、実はリバウンド数は島根に軍配が上がっている。
ニック・ケイ選手の11リバウンドを筆頭に、ペリン・ビュフォード選手8リバウンド、阿部諒選手6リバウンドとサイズで劣る島根がよく繋いでいたことがスタッツから分かる。
流石だがと思ったのが、名古屋Dのスティール8本だ。
ディフェンスの完成度が高く、このスティールからのファストブレイクで名古屋は17得点も取っている。(島根は4得点)
このディフェンス完成度は見習いたいですな。
ペイントエリア内での得点は名古屋D50得点に対し、島根は42得点と名古屋Dに軍配。
トラビス選手復帰して、ここのアドバンテージをどっちが取れるかは気になるところ。
2ndチャンスからの得点も名古屋Dの圧勝。
速攻からの得点も以下の通りだ。スタッツを見ると全体的に名古屋Dが完勝した試合でしたな。
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