島根が今季3度目の100点ゲームで快勝!!ヘナレ兄貴の”バズソー”が「言葉」でなく「心」で理解できた!!
RECAP
歴代最高のオフェンシブレーティングを記録する島根
オフェンシブレーティング。
100ポゼッションあたりに獲得する得点を表すこの指標で、今季ここまでB1歴代最高の数字を叩き出しているチームがいる。
島根スサノオマジックだ。
金丸晃輔選手、安藤誓哉選手を獲得し大型補強に成功した島根は、現在歴代最高のオフェンシブレーティング115.4をマークしている。
B2時代から因縁のある「陰陽ダービー」となった広島戦。
この日も、島根1Q目からその歴代でも突出するオフェンス力を遺憾なく発揮した。
インサイドではリード・トラビス選手、アウトサイドでは金丸晃輔選手らが得点を取り続け、1Qで38得点を記録した。
その後島根は、一度も広島にリードを許すことなく、今季3度目の100点ゲームで快勝した。
島根は5選手が二桁得点をマーク。
3連勝中の島根は順位を一つ上げ、西地区3位に浮上した。
今季の島根が目指す「バズソー」を体現したような試合
走り続けるバスケ。
それが今季の島根のスタイルだ。
守備から攻撃へ、攻撃から守備へ、攻守の切り替えしを早くする島根のバスケを人は「バズソー」と呼ぶ。
バズソー(Buzzsaw)とは丸ノコという意味である。
非常に速い速度で同じ歯が回る丸ノコと同じように、島根のバスケも攻守が非常に速い速度で切り替わるのだ。
今夜の島根の試合は、そんなバズソーを体現したかのような試合だった。
安藤誓哉選手は、PGとしてトランジションオフェンスを牽引。
16得点・16アシスト・2ターンオーバーという傑出したスタッツを記録した。
ビッグマンながら運動量の豊富なリード・トラビス選手は、速攻にも積極的に加わり、ゲームハイとなる28得点・12リバウンドのダブルダブルをマーク!
金丸選手は今季最多となる1試合7本のスリー成功で、23得点をマークした。
ディフェンスでは阿部選手と白濱選手が活躍。
広島のエースである辻直人選手を、足を使ったしつこいディフェンスでストレスを与え続けていた。
エースであるビュフォード選手を怪我で欠く中での試合となったが、100点ゲームを達成した島根。
このチームの天井は未だに見える気配がない。
スタッツで振り返る島根広島戦Game1
リーグトップの平均41.0リバウンドをマークしている広島相手に、島根はリバウンド数で上回った。
島根はシュート効率も非常に高く、FG%:58.7%、3P%:50.0%を記録。高確率でシュートを決めた。
ペイントエリアでの得点は両者互角だった。
2ndチャンスからの得点は広島に軍配が上がった。
速攻からの得点では島根が14得点に対し、広島が2得点と島根に軍配。
島根のやりたいトランジションオフェンスが出来た試合となりましたな。
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