バスケットボールのオフェンスの目的は何か

バスケットボールのオフェンスの目的は何か

今回はバスケットボールのオフェンスの目的について考えよう。

バスケットボールのオフェンスの目的、それは言わずもがなシュートを決めることである。

では、どのような状況ならシュートを高確率で決められるのだろうか。

その答えは次の2つである。

①数的有利である。                                    ②クローズアウトシチュエーションである

まず、「①数的有利である」から話していこう。

数的有利とは、オフェンスの人数がディフェンスの人数より多い状況を指す言葉である。

2対1や1対0など、オフェンスは数的有利であればあるほど、攻めやすくなる。

現代バスケでボールスクリーン(ピック)が多用されるのも、ボールスクリーンが瞬間的に2対1(数的有利)の状況を作り出せる戦術だからである。

また強力なボールハンドラーのペネトレイトも数的有利を作り出す要素の1つである。

次に「②クローズアウトシチュエーションである」という話をしていこう。

クローズアウトとは、ディフェンダーがボールマンとの間合いを詰めることを指す言葉である。

クローズアウトシチュエーションの何がオフェンスにとって良いかと言うと、クローズアウトシチュエーションがオフェンスにとって簡単にドライブで抜きやすい場面の一つだからである。

オープンでシュートを打ってもよし、ドライブで抜くのもよしのクローズアウトシチュエーションは高確率でシュートを決められる場面の一つと言っていいだろう。

まとめ

ここまでの話をまとめよう。

まとめ

◎オフェンスの目的は、シュートを決めること。

下の2つのいずれかの状況を作り出すと、高確率でシュートを決められる。

 ①数的有利である。

 ②クローズアウトシチュエーションである。

 

数的有利の状況を作り出すには

 ・ボールスクリーン(ピック)を使う

 ・ボールハンドラーのペネトレイト

今回はここまで!それではまた。

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