2021年初試合。島根スサノオマジックは東地区4位の富山と対戦!
RECAP
リーグ屈指のオフェンス力を持つ富山
2021年初試合。
西地区7位の島根スサノオマジックは、富山グラウジーズと対戦した。
富山はB1屈指のオフェンス力を持つチームで、オフェンシブRTは千葉・三河に次いでリーグ3位の110.5をマークしている(図1)。
ディフェンス力はリーグ中位だが、その強力なオフェンス力を武器に、富山はここまで強豪ひしめく東地区で4位の位置を維持している。
新年初勝利ならず
島根はこの日もペリン・ビュフォード選手と橋本尚明選手が欠場した。
やはりビュフォード選手がいないと、どうしても他チームに対して強みが作れない。
帰化選手のウィリアムス・ニカ選手は外国籍ビッグマンとのマッチアップは分が悪く、ビュフォード選手と一緒に出て初めて旨味が出る選手だからである。
この日もトラビス選手が休んでいる2Q、ニカ選手がマッチアップしているソロモン選手のところがミスマッチとなり、2Qだけで9得点を取られている。
もちろん、チームとして成長している部分もある。
ディフェンスのローテーションなどは、12月頃と比べると大分チームとして洗練されてきたように見えた。
勝てない大きな理由は、戦力不足(怪我人が多いことも含む)であるように見えますな。
試合は75-95で富山グラウジーズが勝利した。次戦は1月3日(日)、アウェイで同じく富山グラウジーズと対戦する。
3ポイントシュートが入らない島根
27.9%。
これは、島根スサノオマジックの今シーズンの3ポイントシュート成功率である。
ちなみにB1最下位(そして全20チームで唯一20%台)の確率である。
これはチームにとって大きな課題ですな。現代バスケにおいて、3ポイントシュートは必要不可欠な項目なので。
本日の試合も島根の3ポイントシュート成功率は25.0%と低調。逆に富山は47.8%という驚異的な確率で3ポイントシュートを射抜いていた。
この差はかなり大きいと感じましたな。
Today`s MVP:宇都直輝選手
本日のMVPは、18得点をマークした宇都直輝選手。
191cmの大型ガードのペネトレイトに対し、島根は止めるのに非常に苦戦した。
そんな宇都選手だが、広島戦に続き2試合連続でのベンチスタートからとなった。
浜口炎HCは、これまでも在籍したチームでマブンガ選手を中心にチーム作ってきた。
これまで宇都選手中心だった富山でも、宇都選手ではなく、マブンガ選手中心にチームを作っていく。
浜口炎HCのそんな意思を感じましたな。
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