営業収入とトップチーム人件費から見るB1とB2のリーグ格差
「B1とB2ってどのくらい差があるんだろう」
そう思われた方は意外と多いのではないでしょうか。
今回はBリーグが出した「2019-20シーズン(2019年度) クラブ決算概要」を元に、営業収入とトップチーム人件費(総年棒)の観点からB1とB2のリーグ差を見ていきたいと思います。
営業収入
B1営業収入 平均値:約9億3,030万円 中央値:約8億3,027万円
B2営業収入 平均値:約3億1,385万円 中央値:約2億9,888万円
まずは営業収入から。上にB1・B2クラブの営業収入の平均値や中央値を出しています。
B1とB2では、平均値では約6億円、中央値では約5億円離れていることが分かります。
この数字を大きいと見るか、小さいと見るかは見る人によって異なると思いますが、私自身は大きいと感じました。
次にB1・B2合わせた営業収入ランキング(2019-20シーズン)を見ていきましょう。
上位12クラブまではB1が独占。
13番目にB2(当時)の広島ドラゴンフライズが入っています。
表を見ると広島はかなり浮いた存在であることが分かります。
その広島も2020-21シーズンからB1に昇格していますし、やはりB1に上がるべくして上がったチームと言えそうです。
トップチーム人件費
B1トップチーム人件費 平均値:約4億329万円 中央値:約3億4,372万円
B2トップチーム人件費 平均値:約1億2,691万円 中央値:約1億794万円
次にトップチーム人件費の観点で、B1とB2を見ていきましょう。
上の数字を見ると、B1とB2で約3~4億円近く人件費が異なっていることが分かります。
1クラブ15名近くしか選手がいないBリーグで3~4億異なるということは、選手の年棒もB1とB2で相当開きがありそうですね。
下の表は、B1・B2合わせたトップチーム人件費ランキングになっています。
トップチーム人件費の方はかなり綺麗にB1・B2で分かれていますね。
その中でB2ながら、人件費ランキング9位になった広島。やはり異質ですね。
B1とB2の格差は思っていた以上に大きそうです。
今回はここまで!それではまた。
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