目次
バスケ戦術について学ぶならこの6冊がおすすめ
バスケの戦術についてもっと深く知りたいな。
そういう方におすすめのバスケ戦術の本を6冊紹介します。
バスケットボール指導教本(改訂版)
最初に紹介するのは、日本バスケットボール協会(JBA)が出している『バスケットボール指導教本』です。
上巻は戦術というより、シュート・パス・ドリブルムーブの種類やその使い方、バスケットボールの技術の変遷やルールについて書かれています。
その他にもコーチングの基礎やテーピングなど興味深いことが書かれています。
下巻はより戦術的なゾーンディフェンスの種類やその攻略法などが書かれており、戦術について知りたいという方は下巻がおすすめです。
2,100円(税抜き)と値段は高いですが、良著です。
バスケットボールの戦い方 ピック&ロールの視野と状況判断
2冊目は、佐々宜央氏の『バスケットボールの戦い方 ピック&ロールの視野と状況判断』です。
佐々宜央氏は、琉球ゴールデンキングスでHCを務めたこともある方ですね。
ピック&ロールと言えば、現代バスケの主流の戦術の一つです。
瞬間的に2対1を作り出せるこの戦術に対し、ディフェンスはドロップ(コンテイン)やハードショー、アイス、スイッチなど様々なカバレッジ(ディフェンス手法)で対応してきます。
それぞれのカバレッジに対し、オフェンスはどのように攻略していけばいいのか。
この本を読めば、頭の中で整理することができます。
バスケットボールの戦術学1 オフボールスクリーンをひも解く
3冊目は、小谷究氏が書いた『バスケットボールの戦術学1 オフボールスクリーンをひも解く』です。
この本も良著ですね。
どのようにして、味方をフリーの状況にするのか。
AIカットを使うのか、スタッガードスクリーンを使うのか、カーテンスクリーンを使うのか。
ボールを持っていないオフボールの状況でスクリーンを使うことで味方をフリ―にする。その様々な戦術について書かれている一冊です。
バスケットボール戦術学2 オンボールスクリーンをひも解く
4冊目も、小谷究氏が書いた『バスケットボールの戦術学2 オンボールスクリーンをひも解く』です。
『バスケットボールの戦術学1』はオフボールスクリーンだったのに対し、こちらはオンボールスクリーンについて書かれています。
ホーンズセットとは何か、スペインピックとは何か、ローテーションの時にディフェンスはどこを優先的に守るべきか。
イラストを交えて、具体的に描かれていてとても分かりやすい1冊です。
考える力を伸ばす!バスケットボール練習メニュー200
5冊目は、サンロッカーズ渋谷のHCである小野秀二氏の著書である『考える力を伸ばす!バスケットボール練習メニュー200』です。
この本は初歩的なことからかなり深いところまで書かれていて、幅広い層で読むことができる本だと思います。
シュートムーブ、パスムーブ、ドリブルムーブ、1on1のムーブ、チームオフェンス、チームディフェンスの戦術まで網羅的に書かれており、良い本です。
バスケットボール用語事典
最後に紹介するのは小野秀二氏と小谷究氏が監修した『バスケットボール用語事典』です。
小野秀二氏と小谷究氏、大好きすぎますね。
その名の通り、この本はバスケットボールで使われる言葉の事典です。
気になった用語を調べる時に、一冊手元にあったら便利なのでおすすめです。
今回はここまで!それではまた。
コメントを残す