PPP(Points Per Possession)とは何か
今回紹介するバスケ指標は、PPPです。
PPPは、Points Per Possesionの訳で、その選手(またはチーム)がどのくらい効率的にポイントを獲得できたのかを測る指標です。
計算式は以下の通り。
分子は、ゲーム全体でその選手(またはチーム)が獲得した得点です。
そして分母には、選手(またはチーム)が直接関係しているプレーの合計が来ます。
具体的には、ゴールが試みられるか、フリースローが試みられるか、対戦相手にバスケットボールの所有権を与えるターンオーバーの総数が分母に来ます。
PPPの数値が大きいほど、選手(またはチーム)がボールを持っているときの得点効率が高いと判断することができます。
TS%との違いは?
PPPと同じく、選手(またはチーム)がボールを持っているときの得点効率を判断する指標にTS%というものがあります。
では、PPPとTS%はどこが違うのでしょうか?
違いは、PPPがTS%より最小限のシュートで3ポイントを打つプレーヤーの生産性が認識されている点です。
更に、PPPはターンオーバーが選手(またはチーム)の全体的な効率を損なうことも認識しています。
まとめ
それでは、ここまでの話をまとめましょう。
PPPは、選手(またはチーム)がボールを持っているときの得点効率を測る指標。
同じく得点効率を測るTS%との違いは、2つ。
①最小限のシュートで3ポイントを打つプレーヤーの生産性が認識されている点②ターンオーバーが選手(またはチーム)の全体的な効率を損なうことを認識している点。
今回はここまで。それではまた!
参考文献
DATABALL – Points Per Possession (PPP)- (2020年11月16日閲覧)
NBA.com – Points Per Possession (2020年11月16日閲覧)
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