ボールマンのデフェンスに対してスクリーンをかけ、スクリーンをかけた選手がロールすることで瞬間的に2対1の状況を作り出す「ピック&ロール」。
今回はそんなピック&ロールに対する守り方の一つである「ハードヘッジ」を紹介する。
ハードヘッジ(ハードショー)とは何か【PnRの守り方】
ハードヘッジは、別名ハードショーとも言われるデフェンスである。
“Hedge”とは、「壁」という意味の英語である。ハードヘッジは、スクリーンプレーに対して硬い壁を作るようなイメージでディフェンスをする。
では、ハードヘッジがどのようなデフェンスなのか、実際に動画を見ていこう。
ハードヘッジ(ハードショー)はスクリーナーのディフェンスをしている人が、積極的にボールマンを止めに行くディフェンスである。
スクリーナーのディフェンスがボールマンを足止めしているうちに、ボールマンのディフェンスの人が戻り、戻ったら、スクリーナーのディフェンスの人が本来のマークマンの元へ帰る戦術である。
ハードヘッジに対してどう攻めるか
ではそんなハードヘッジに対して、オフェンスはどう攻めたらいいのだろうか。
攻略法は複数あると思うが、今回は以下2つ紹介する。
①スリップ(Slip)を使う
②リジェクトを使う
スリップ(Slip)を使う
一つ目に紹介するのは、スリップ(Slip)である。
スリップとは、スクリーナーがスクリーンをかけることなく、ゴールに向かってダイブする動きのことを言う。
スクリーナーのデフェンスは、スクリーンを予想して動いているため、反応が遅れ、結果的にオープンの状況でシュートが打てるようになる。
リジェクト(reject)を使う
もう一つ紹介する動きが、リジェクト(reject)である。
リジェクトは、スクリーナーとは逆の方向にドライブを仕掛ける動きのことを言う。
デフェンスはスクリーンプレーへの対応を準備しているので抜きやすくなっている。
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