なぜ就活生はリクナビに登録し、リクルートシャツを着て、大手企業の入社試験に挑むのか
大学時代、就活をする友人を見て思っていたことがある。
「なぜ就活生はリクナビに登録して、リクルートシャツを着て、大手企業の入社試験に挑むのだろうか」
就職方法は何も新卒の一括採用だけではない。
インターンに行って自分の実力を示して、採用してもらう方法もあるだろう。
またリファラルリクルーティング、いわゆるコネ採用も就職方法の一つとして熟慮すべきである。
私はリファラルリクルーティングこそ就活の王道だと思っているが、就活生にはそれをせず新卒一括採用こそ王道だと考え、新卒一括採用だけしかしていない人が多い。
そのような人は、取り合えずリクナビに登録して、リクルートシャツを着て、大手企業を挑むのである。
非常に没個性的である。
リクルートシャツを着るから没個性的になるのか、没個性的な人が着るのがリクルートシャツなのか。
その因果は分からないが、一つ確かなことは、そのような人たちは自分の頭で考えていないということだ。
自分の頭で考えていない人は、大衆の考え方を借り、大衆の指示に従う
自分の頭で考えていない人は、大衆の考え方を借り、大衆の指示に従う。
「自分がどうしたいか、どうなりたいのか」という問いに、自分だけの新規(オーダーメイド)の答えを、自分の頭で考えていない人は見つけられない。
そのため、「リクナビに登録して、リクルートシャツを着て、大手企業を挑む」という大衆的な既存(レディーメイド)の答えを借りるのである。
なるほど、確かに大手企業に入社できれば、衣食住の不安はなくなるかもしれない。
しかし、それが本当に自分の幸せになるのだろうか。
答えはNOである。
なぜなら、自分の頭で自分だけの新規(オーダーメイド)の答えを見つけていないからである。
自分の頭で「自分はどうしたいか、どうなりたいか、どうやったら幸せになれるのか」を考えた人の元にしか、幸せは来ないのである。
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