奨学金を借りてまで大学に進学するべきか
今回は「奨学金を借りてまで大学に進学するべきか」というテーマで話していきます。
それで、私の結論から先に言うと「奨学金を借りてまで大学に進学すべきではない」です。
順を追って、話を進めていきます。
まず奨学金には貸与型奨学金と給付型奨学金の2通りがあります。
貸与型奨学金とは、お金を借りて返さないといけない奨学金です。端的に言うと、借金ですね。
給付型奨学金とは、お金が貰えるので返さなくても良い奨学金です。
ここで出てくる奨学金は、貸与型奨学金を前提として話を進めていきます。給付型奨学金の場合はこの例ではないので悪しからず。
大学卒業時点で100万円を超える借金がある人生
例えばですよ。毎月奨学金で3万円を貰っていたとして、4年で144万円借りることになります。
大学を卒業した時点で、既に144万円の借金があるんですよ!ヤバイっすね。
そして、働きながら144万円を返すのって超難しいんですよ。食費、電気・ガス・光熱費・通信費・家賃なんかを払っていたら、ホントに手元に残りません。
そのうえで、1万円近くのお金が奨学金の返済として消えていくわけです。
OMG!
私も大学を卒業して、1年間で100万円を貯めたのでこの難易度の高さが分かります。
8万円でキャッシュ(現金)で買った中古車を乗り回し、家賃を減らすため自宅から1時間かけて通勤、食費・電気・ガス・水道は親持ち(家に納めるお金は2万円だけ)という生活をしてようやく達成できる難易度です。
親の協力なしでは、絶対に1年じゃ達成できなかったです。一人だと3~5年はかかったと思います。
借金があると何がいけないか
では、借金があると何がいけないのか。
それは、借金を返済するために働き続けないといけないことです。
言い換えると借金を返済するために、会社に縛られる人生を送らないといけなくなるんです。
私は嫌ですね。
それでも、最初に入った会社がホワイト企業ならまだ良いんですよ。そこで勤めれば良いので。(まあリストラになったらどう借金を返済するかは考えた方が良いですが)
ブラック企業なら最悪ですよ。会社は辞めたいのに、辞めたら奨学金の返済に困るという状況になってしまいます。まさに内憂外患。
じゃあこれを防ぐためにどうすれば良いのか。答えは簡単、大学に行かなければいいんですよ。
自分で働いてお金を貯める。貯めたお金でまた考えればいいんです。そのうえで大学に行きたかったら、貯めたお金で大学へ行けばいいんです。
本当に学びたいことがあって、それが大学でしか学べない場合に大学へ行けばいいんですよ。
とりあえず進学しとこっかみたいな軽い気持ちで、奨学金を借りて大学に進学するべきではないと思います。
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