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Photoshopで写真の周りを黒くして、モチーフを目立たせる方法
今回は私もよく使うテクニックの一つである、Photoshopで写真の周りを黒くして、モチーフを目立たせる方法を紹介します。
この方法を使うと、以下の画像のように加工することができるようになるので習得できるようにしましょう。
楕円形選択ツールで枠を縁取る
まず、左上にある楕円形選択ツールで枠を縁どります。モチーフを囲うように縁取りましょう。
楕円形選択ツールで枠を縁取ったら、次に左下にある[クイックマスクモードで編集]をクリックして、クイックマスクモードに切り替えます。
クイックマスクモードになると、下の画像のように縁取った外側が赤くなります。
周囲をぼかす
次にモチーフの外側をぼかしていきます。[フィルター]⇒[ぼかし]⇒[ぼかし(ガウス)]を選択します。
[ぼかし(ガウス)]ダイアログで、画像のぼけ具合を半径に数字を入れていって調整してきます。個人的に半径70~90くらいがちょうど良い感じのぼけ具合になると思います。
モチーフを明るくする
次にモチーフを目立たせるために、明るくしていきます。
既に明るい場合は、このフェーズはやらなくてもOK。
[レイヤー]⇒[新規調整レイヤー]⇒[トーンカーブ]を選択していきます。下の画像のようにトーンカーブが出てきますので、このトーンカーブを用いてモチーフを明るくしていきます。
カーブの下側の面積が広くなればなるほど、モチーフが明るくなります。
モチーフの周りを黒くする
次にモチーフの周りを黒くしていきます。
まずは、現在の選択範囲を反転させます。[選択範囲]⇒[選択範囲を読み込む]をクリックします。
[選択範囲を読み込む]のダイアログが出てきます。このダイアログの真ん中に「反転」というチェックボタンがあるので、これをチェックします。これで、選択範囲が反転されます。
選択範囲が反転したあとは、いよいよモチーフの周りを黒くしていきましょう。
モチーフを明るくするの時と同じように、[レイヤー]⇒[新規調整レイヤー]⇒[トーンカーブ]をクリックしていきます。
右側にトーンカーブが出てきます。今度はこのカーブをなるべく低い角度に調整します。カーブの下側の面積が狭くなればなるほど、選択範囲は黒くなります。
これで、写真の周りを黒くしてモチーフを目立たせる方法のレクチャーは終了です。
画像を書き出すと、こんな感じで写真の周りを黒くして、モチーフが目立つような加工になっています。
もっとPhotoshopについて知りたいなという方には、以下の『Photoshop 10年使える逆引き手帖』という本がおすすめです。
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