上司が言う「成長」は本当に自分の成長になるのか
どうもこんにちは。サラリーマン時代でも「や、それ無理です」と言って、仕事を断っていたひさもとです。
今回の話は、「成長」と言ってやたら仕事を振ってくる上司の話です。
前職の上司の口癖が「それだと、成長できないんじゃないの?」でした。まあ上司がそう言ってたのも、私が「仕事無理です」と言って断ってたからなんですけどね。
結局、前職は1年くらいで辞めたのですが、振り返ると上司が言う「成長」って本当に私の成長になるのかすごく疑問なんですよね。
上司が言う成長っていうのは、会社の成長なんですよ。会社の成長とは、会社の売り上げが伸びることです。
じゃあ私の思う成長はと言うと、会社の売り上げが伸びることとはまた違うところにあったんですよね。
もっとこの先、会社が潰れたとしても生き残れる(お金を稼げる)スキルか、もしくは自分で事業を立ち上げたかったんです。
図を使って、説明すると下のような感じです。
上司が思う成長と私が思う成長は、端から向きが全く違っていました。
正直、会社の成長とかどうでも良かったんですよね。
高度経済成長期ではありませんので、終身雇用制や年功序列制もだんだんなくなってきています。
終身雇用なんて、日本で一番売上高が多いトヨタ自動車の社長の豊田章男さんがもう難しいと言っているくらいですから、もうどの会社も終身雇用制は難しくなってきていると思って良いと思います。
そう、もう一つの会社にずっといるという時代ではないんですよね。
それなのに、自分の思う成長ではなく、会社の成長(上司の成長)に合わせるのはバカがすることです。
資産という言葉があります。これはお金に換金できる財産のことを言います。
サラリーマンの労働は資産にならない
サラリーマンがこつこつこつこつ働いて、それは資産になると思いますか?
答えはNOです。
ですが、サラリーマンがこつこつ働いて資産価値を高めている人がいます。それが、資本家です。オーナー企業なら、社長が資本家にあたります。
私たちサラリーマンが提供した労働力で、資本家(社長)は自分の会社の価値を高めているわけです。
そしてサラリーマンと資本家の間には、絶対的な金銭の差が生まれるのです。
サラリーマンはどうひっくり返ってもお金持ちにはなれないのです。
嫌じゃないですか?自分の労働力で資本家が肥しを増やしているのは。私は嫌ですね。
だから、会社を辞めたのですが。
日本は資本主義社会なので、自分の提供した労働力で資本家が肥しを増やしているのはまだ許せるとしても、会社の成長に無理やり自分を合わせる必要はないと思いますね。
自分の成長のため、会社を利用するくらいのスタンスがこれからの世の中良いと思います。
自分が進みたい成長ができる会社を選ぶ。これがとても大事です。とは言え、最初からそんな企業に当たることも難しいと思います。
その場合は、さっさとその会社を辞める。
これくらいのスタンスで会社からサラリーをもらいましょう。
おわり
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