今シーズンの平均観客動員数は過去最高!
島根スサノオマジックの今シーズンの平均観客動員数ってどのくらいあるの?と気になられる方多いと思います。
今はバンダイナムコエンターテイメントという非常に資本力のある会社が親会社になっていますが、昨年までは地元の山陰スポーツネットワークが運営しており、赤字経営が続く中、何とか足を運んで少しでも入場料でサポートしたいと思われていたブースターも多いはず。
そんな背景があるので、島根スサノオマジックの平均観客動員数が気になられているブースターはかなりおられると思うんですよね。
そして本題なのですが、2019-20シーズンの島根スサノオマジックの平均観客動員数は現時点で歴代最高の観客動員数となる平均2,322人なんですよね。(2020年1月7日現在)
下の(図1)は、 Basketballnavi.DB さんと Wikipedia-島根スサノオマジック のデータを用いて作成したものです。
2014-15シーズンの平均観客動員数のデータが見つからなかったのですが、それ以外の9シーズンの中では今シーズンが過去最高の数字です。
bjリーグに参入した2010-11シーズンの平均観客動員数1,752人と比べると、今シーズンは平均で約600人多くなっています。
浮き沈みはありますが、大局的にみると右肩上がりになっており、平均観客動員数は底上げしているのかなと思います。
アリーナ別平均観客動員数
今度はアリーナ別で平均観客動員数を見ていきましょう。
松江市総合体育館
まずは、スサマジのホームアリーナである松江市総合体育館。
bjリーグ最後のシーズンである15-16シーズン、B2でBリーグ初年度を迎えた16-17シーズンは平均2,000人を切っていましたが、直近の3年間は平均2,000人超えを記録しています。(図2参照)
特に今シーズンは直近5年間ではもっと多い平均2,557人(2020年1月7日現在)を記録しています。
平均2,500人でも体感で座席数の8割は埋まっているように思うので、座席数を増やす必要があるかなと思います。
その他
次に松江市総合体育館以外のホーム開催試合の平均観客動員数を見ていきます。(図3参照)
図を見ると、直近5年間で平均2,000人を超えているシーズンは今のところありません。(今シーズンが一番惜しくて平均1,851人)
そもそもアリーナの収容人数も少ないですし、しょうがない面があると思います。”島根”のチームなので、出雲市や浜田市、米子市(宍道湖・中海圏域として)で開催して、松江以外の地域にも根付いてほしいですしね。
ただ、鹿島体育館でやる必要はあるかなあと思います。今シーズン、鹿島で行われたSR渋谷戦を観に行ったのですが、座席数少なすぎて結局立って観ました。
B1のチームが行うアリーナではもうないと思うんですよねえ。鹿島町だったら、松江市総合体育館に来いよと思いますし。
他アリーナでの観客動員数をどう上げるかも課題だと思います。
B1の他のクラブの平均観客動員数と比べると多いのか少ないのか?
最後に、他のB1クラブと比較して、島根スサノオマジックの平均観客動員数は多いのか少ないのか見ていきます。
データは2020年1月7日現在のものです。
B1全18チーム中、島根スサノオマジックの平均観客動員数は下から2番目でした。(最下位は京都)
詳しくは下の表をご参照ください。
チーム名 | 平均観客動員数 |
---|---|
北海道 | 3,572人 |
秋田 | 3,647人 |
宇都宮 | 4,168人 |
千葉 | 4,918人 |
A東京 | 2,697人 |
SR渋谷 | 2,860人 |
川崎 | 5,074人 |
横浜 | 3,269人 |
新潟 | 2,741人 |
富山 | 2,985人 |
三遠 | 2,620人 |
三河 | 2,693人 |
名古屋 | 3,345人 |
滋賀 | 2,471人 |
京都 | 1,875人 |
大阪 | 3,758人 |
島根 | 2,322人 |
沖縄 | 3,308人 |
B1チームの観客動員数の中央値は、3,127人でした。スサマジはまだまだ足りませんね。平均3,000人くらいなら島根でも達成できそうですし、(過去最高は4,203人やしな!)問題はキャパシティだよなあ。
おわり
参考文献
Basketballnavi.DB (2020年1月7日閲覧)
Wikipedia-島根スサノオマジック (2020年1月7日閲覧)