広島カープがレオネル・カンポス投手と契約


広島カープは20日、右腕のレオネル・カンポス(30=ブルージェイズ)と契約したことを発表しました。契約金は25万ドル(2800万円)、年棒は40万ドル(4500万円)プラス出来高。カンポスは今季メジャーで13試合に登板し、防御率は2.63でした。

動画

投球

188cmの長身からオーバースローで投げ下ろすフォームです。投げ終わりに腰が一塁側に向くことが良いですね。

カンポスの持ち球は、平均93mhp(約148km/h)のファストボールと2シーム、それに86mhp(約137km/h)のチェンジアップと85mhp(約135km/h)のスライダーです。ファストボールの平均球速が年々落ちていることは気になりますが、2017年の球速が出せるならNPBでは問題ないでしょう。

Statsを見てもMLBの舞台でも高い奪三振率をマークしていることに目を引きます。何が決め球なのかは分かりませんが、ウイニングショットを持っていることは間違いないです。しかし、BB/9(四死球率)は安定して悪くここがMLBに定着できなかった理由だと考えました。

imagebaseballsavantより

Stats

年齢 試合 防御率 whip BB/9 SO/9
2014(MLB) 26 6 0 0 5.14 1.86 5.1 11.6
2014(AAA) 26 11 0 0 11.70 3.30 11.7 11.7
2015(MLB) 27 1 0 0 9.00 2.00 9.0 9.0
2015(AAA) 27 38 2 0 2.90 1.03 3.8 12.3
2016(MLB) 28 18 1 0 5.73 1.46 5.7 9.8
2016(AAA) 28 37 2 1 4.32 1.54 5.4 11.2
2017(MLB) 29 13 0 0 2.63 1.39 5.3 9.9
2017(AAA) 29 26 3 0 1.65 1.04 3.9 10.7

雑感


カープがベネズエラ出身の選手と獲得するのはいつぶりだろうと調べたら、グスマン(2015年)以来でした。懐かしいですね、グスマン()長身、ファストボールの平均球速、変化球、奪三振率の高さは、及第点を超えているのであとは制球力がどれほどのものか。そこの問題を解決すると1軍での活躍が見えてくるように感じます。リリーフ投手は一人でも欲しいので、来年の1軍での活躍を期待します。

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