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落合陽一さんのデジタルとアナログの話について
NewsPicksで落合陽一さんが、ウィズコロナの(コロナによる被害が続く)時代においてデジタルとアナログの距離がものすごく遠いことについて言及されていました。
今回はその話について深堀したいと思います。
NewsPicksの動画はこちら。
デジタルで付加価値を付けるのは、アナログより難しい
上の動画の中で、落合陽一さんは以下のように述べられています。
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「デジタルとアナログとの距離が凄く遠い」
確かにデジタル(インターネット)が発達していったとは言え、いざ人間本人が移動を制限されてしまったら、思っていたよりまだまだアナログ(物理的・肉体的)に頼っていたんだなと痛感させられている2020年です。
そして、アナログ(物理的・肉体的)に頼っていた理由のひとつとして、落合さんが言うようにアナログの方が身体欲求がたくさんあり、付加価値を作るのがデジタル(インターネット)より簡単だからという理由があると思います。
アナログの方が人間は圧倒的に社会性を感じられる
それでも「ビジネスで使うため会議のツールは発達している」と落合さんは述べいてます。確かに、SkypeやZoomとかありますしね。
でもそれ以外は?例えば、インバウンド(海外からの観光需要)をデジタルでやるためのツールなんて誰も作ってこなかった。
「会議以外のツールを開発してこなかったのは致命的な問題」であると落合さんは述べています。
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ここからは私の意見。
では何故デジタルのツールはアナログより発達していなかったのか?この質問に対する、私の回答がこちらです。
①デジタルではアナログに比べて身体欲求を満たせる要素が少ないため、付加価値を作ることが難しいため。
②アナログの方がデジタルより優れているため。
③デジタルが誕生してからまだ日が浅いから。
落合さんは、①の「デジタルはアナログに比べて、付加価値を作るのが難しい」という考えです。
そして、それならデジタルで(フィジカル的な)付加価値を作れるようになれば良いじゃんという考えだと動画を見ていて感じました。
確かに、ウィズコロナの時代ならデジタルで付加価値を作る技術にニーズがあると思います。
しかし、コロナが収束した時には、それってニーズがないと思うんですよね。なぜなら、アナログの方がデジタルより優れているからです。
人間は集団を作って生活しようとする社会性動物です。ハグやキス、子どもを作る、家族を作ることなんて、デジタルでは出来ないですよね。
そう人間は、アナログ(物理的・肉体的)の方が圧倒的に社会性を感じれるのです。
だから、ウィズコロナの時代が長く続こうが、 デジタルで(フィジカル的な)付加価値を作るのは流行らないと思うんですよね。
③の理由は次の段で紹介するので、ここでは割愛します。
デジタルに我慢できない人にどうやってフィジカル的な付加価値を直接行かずに与えるか
今回の動画で一番面白かったのは、ここですね。
「人間は移動しないけど、モノは移動してて、デジタルはもっと高速に移動してる。その3段階の状態がウィズコロナでしばらく続くんですよ」
流石だなと思いました。この視点はなかったので目から鱗でした。
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そして、落合さんは更に続けます。
「デジタルは軽いけど、そこで我慢できない人にどうやってフィジカルな付加価値を直接行かずに与えるか」
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ここから私の意見。
デジタルで我慢できない人にフィジカルな付加価値を与えることは無理である。これです。
これは考え方なのですが、デジタルで満足する・デジタルの世界を楽しむには、人間自体がデジタルの世界に入り込むしかないと思うんです。
言わば、人間のデジタル化ですね。
そして、人間のデジタル化のツールの一つがパソコンであり、AR(拡張現実)であり、VR(仮想現実)なんです。
パソコンもARもVRも、言ってしまえば人間をアナログからデジタルに変えるモデムみたいなものなんですよ。
そしてもう少し話を進めると、デジタルの世界を楽しむには高い知能レベルが必要になると思います。
人間のデジタル化は、進歩的なことですからね。
デジタルの世界を楽しめる人ってかなり進んでいるんです。
まあ今のパソコンの原型となっているノイマン型コンピューターが誕生したのが、1945年なので、言ってしまえばまだデジタルの世界が誕生してから100年も経っていなくて、歴史が浅いのです。
もう少し日が経てば、デジタルの世界で満足できる人が増えていくのかなと私は予想しています。
おわり。
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