ジェームズ・ハーデン選手のゼロステップからのステップバックシュートを習得しよう!
ヒューストン・ロケッツのエースであり、多彩なスキルセットを用いて、2019シーズンにNBA得点王を受賞しているジェームズ・ハーデン選手。
そんな彼の代名詞となっているのが、ゼロステップからのステップバックシュートです。
現代バスケのレベルを一歩前に押し進めたハーデン選手のこの技を、今回紹介したいと思います。
ハーデン選手のゼロステップからのステップバックシュートは何通りかあって、今回はそのうちの2通りのシュートを紹介していきます。
まずはお手本から見てみましょう!
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— Houston Rockets (@HoustonRockets) February 10, 2020
よく見るプレーですよね。
このムーブを解説する前に、まずゼロステップとは何かのお話をしたいと思います。
ゼロステップとは何か
ゼロステップとは一体何でしょうか?これ結構、難しいですよね。
ゼロステップとは、ボールをキャッチした瞬間についた足が1歩目とカウントされないルールのことです。
言い換えれば、着地と同時にボールをキャッチした場合、そこからまた2歩進めるというルールです。
空中でキャッチした場合は、今まで通り、着地した時が一歩目にカウントされますので注意が必要です。
難しいですよね。こちらの動画がゼロステップについて、分かりやすいのでおすすめです。
ジェームズ・ハーデン選手のゼロステップからのステップバック
それでは、ハーデン選手のゼロステップからのステップバックシュートを見ていきましょう。
まずはオーソドックスなタイプからです。
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— Houston Rockets (@HoustonRockets) February 10, 2020
レッグスルーで右手から左手へボールを移動させます。この時、前傾姿勢で「攻めるぞ!」というポーズを見せることがポイントです。
左手でボールを保持と同時に着地(ゼロステップ)。
そこから後ろへ下がって、1歩、2歩で体勢を整えて、ジャンプシュート。(ステップバックシュート)
これがオーソドックなハーデン選手のゼロステップからのステップバックシュートです。
一つ一つを見ると何だか出来そうな気がしますよね!
次に紹介するのは、「ケンケンパー・ステップバック」です。名前は私が付けました。
公園や道路に円を描き、その円を片足飛びと両足飛びで進んでいく遊びであるケンケンパー。
今回はその片足飛びがこのムーブの肝になっています。
James Harden drills the step-back (28 PTS) and has scored 17 straight for the @HoustonRockets! 🔥
— NBA (@NBA) February 12, 2020
📺: @NBAonTNT pic.twitter.com/sqLAlGMV65
まず、右手でドリブルと同時に左脚をついています。
そして、ケンケンパーと同じように片足飛びで後ろにバック。着地と同時にボールを保持します。(ゼロステップ)
あとは体勢を整えるために、残りの2歩で体勢を整えてジャンプシュートを打ちましょう。
これが「ケンケンパー・ステップバック」です。
今回は2通りのハーデン選手のゼロステップからのステップバックシュートを紹介しました。
ハーデン選手は他にもまだ多彩なスキルセットを持っているので、研究されると面白いと思います。
一朝一夕では、今回紹介したゼロステップからのステップバックシュートは身につくものではないと思いますが、出来るようになるギャップを作り出すのが簡単になるので、ぜひ習得してみてください。
今回はここまで。それではまた次回、お会いしましょう!