アルバルク東京を振り返る【2020-21シーズン】
総評
▪32勝24敗(勝率.571) 東地区6位(全体9位)

昨シーズンの東地区1位。これまでB1で2度のチャンピオンシップ優勝を果たしている名門アルバルク東京が今季はまさかの東地区6位で終了した。
名門クラブにとって、今季は不甲斐ないシーズンだったに違いない。
今季から外国籍選手のレギュレーションが変更され、外国籍選手の試合エントリーが1試合2名から3名に増員された。
帰化選手のいる強豪クラブはSFに外国籍選手がおける一方、帰化選手のビッグマンがいないアルバルク東京はSFに外国籍選手がおけず、結果戦力差の拡大につながった。
チームスタッツ

アルバルク東京はリーグ随一のディフェンスで、これまでB1屈指の成績を収めてきた。
しかし今季は、平均失点がリーグ9位、ディフェンシブ・レーティングがリーグ10位とディフェンス力がリーグ中位まで低下した。
これは外国籍選手のレギュレーションに対応できなかったことが大きな要因と考えられる。
そのため、オフシーズンはなんとしても帰化選手のビッグマンを獲得し、来季の捲土重来のシーズンに向けて準備したい。
一方オフェンスは、Paceが遅いハーフコートバスケ主体のチームなため、平均得点こそリーグ7位の83.1得点だが、オフェンシブ・レーティング4位、3ポイント成功率1位と好成績をマーク。
田中大貴選手や安藤誓哉選手、アレックス・カーク選手、小酒部泰暉選手などリーグでもトップクラスオフェンス力を持つ選手を擁しているのは依然チームの強みであると言えるだろう。
今オフの目標
・帰化選手の獲得
ピックアッププレイヤー
アレックス・カーク選手 C 29歳

チームの大黒柱であるアレックス・カーク選手だが、今季は怪我で離脱する時期があり、35試合の出場に留まった。
屈強なフィジカルに、高いシュートスキル、そして抜群のバスケIQを持つカーク選手は、Bリーグでも5指に入るビッグマンだ。
しかし、優秀なビッグマンであるカーク選手への依存度が高かった結果、離脱した時にチームのブレーキにつながった事実がある。
そのためチームは、カーク選手が離脱しても、耐えられるだけの布陣を敷くべきである。
田中大貴選手 SG 29歳

昨シーズンのMVPは、今季も平均9.6得点・4.4アシストをマークし、チームの勝利に貢献。
しかし、今季は怪我の影響もあり10試合近く欠場した。
来季は怪我で離脱することがないよう願いたい。
チームには同ポジションに、ルーキーの小酒部泰暉選手が在籍。
日本人離れした身体能力に、高いシュートスキルとハンドリングスキルを兼ね添えたSGは、 今季39試合に出場し、平均7.7得点・2.1アシストをマークした 。
田中選手の次世代のエース候補をすでに獲得している所は心強い。
安藤誓哉選手 PG 28歳

安藤誓哉選手は、日本代表にも選ばれている司令塔。
今季はチーム最多の56試合に出場し、チーム日本人トップとなる平均10.3得点・3.9アシストをマークした。
高いバスケIQとハンドリングスキル、シュートスキルを兼ね備えたPGは、今季3ポイント成功率も39.3%と高確率に沈め、怪我人で苦しむチームを牽引した。







コメントを残す