島根スサノオマジックを振り返る【2020-21シーズン】
勝ち星表
▪28勝32敗(勝率.467)西地区5位(全体12位)

28勝32敗(勝率.467)をマークし、西地区5位で終了した島根スサノオマジック。
28勝はクラブのB1最多勝利数であり、勝率もクラブのB1最高勝率である.467をマークした。
怪我人が多く、12月には8連敗を記録したが、ペリン・ビュフォード選手が復帰してからはチーム力が上昇。
シーズン終盤にはクラブのB1最多連勝記録となる8連勝をマークし、上々のシーズンとなった。
総評

「ディフェンスからのトランジションバスケ」というチームのカルチャーが生まれた今季の島根。
チームには、リード・トラビス選手やデモン・ブルックス選手、ウィリアムス・ニカ選手など機動力のあるビッグマンが在籍し、B1における強みができたシーズンとなった。
一方、今季の島根は橋本尚明選手やペリン・ビュフォード選手など、怪我のため離脱する選手が多かった。
来期は怪我人を増やさない努力、もしくはinjury prone(怪我がち)な選手を獲得しないスカウティングが必要となるだろう。
チームスタッツ

昨シーズンに比べて、平均得点が1試合平均当たり7得点近く上昇した今季の島根。
これはクラブ初の帰化選手となったウィリアムス・ニカ選手の加入により、オンザコート3(帰化選手+外国籍選手2人)が出来るようになったことが大きかったと考えられる。
またリバウンド数もリーグ5位となる1試合平均37.6本をマークした。
一方、3ポイント成功率はリーグ最下位の30.5%を記録。
リーグ屈指のインサイド陣とは反対に、ガード陣の層の薄さが露呈した。
今オフの目標
・ニカ選手、ビュフォード選手の引き留め
今オフの最優先事項は、何よりも帰化選手であるウィリアムス・ニカ選手の引き留めだ。
またチームの随一の勝利へのハングリーさをもったペリン・ビュフォード選手とも再契約を果たしたい。
・バックコート陣の強化
日本人ガードのプレーメイキング力、スコアリング能力に課題が残った今季の島根。
そのため、プレーメイクができるPGや3ポイントシュートを高確率で決められるSGを補強し、バックコート陣も強化したい。
ピックアッププレイヤー
杉浦 佑成選手 SG/SF 25歳

昨オフ、SR渋谷から島根へ移籍した杉浦佑成選手。
196cm95kgと恵まれた体格から、今季はチームの日本人選手で2番目に高い1試合平均6.8得点をマークした。
シーズン終盤には自らのドリブルからの得点シーンも増えた印象だ。
今オフ、更にドリブルからの得点パターンの引き出しを増やし、来季更にオフェンスでの存在感を増やしたい。
白濱 僚佑選手 SG/SF 29歳

昨オフ、秋田ノーザンハピネッツから島根に移籍した白濱僚佑選手。
白濱選手は189cmと長身ながらアジリティ(敏捷性)を兼ね備えた選手であり、今季は主に相手チームの外国籍ガードや日本人エースとマッチアップ。
ガード・フォワード問わず、スイッチ(マークマンを入れ替えること)してもミスマッチにならないなど、B1トップクラスのディフェンス力でチームの勝利に貢献した。
ペリン・ビュフォード選手 SF 27歳

主にベンチからの出場で、平均14.8得点・6.7リバウンド・4.3アシストとオールラウンドの活躍を魅せたペリン・ビュフォード選手。
オフェンス・ディフェンス両方に優れた2ウェイプレイヤーであり、個の力で得点を奪えるクリエイト力とプレーメイクによって味方を活かすプロデュース力にも長けた選手であった。
何より魅力だったのが、ビュフォード選手の勝利に対する貪欲心である。
B1のドアマットチームだった島根に一番足りない「勝利のメンタリティー」を持った選手であり、来期も島根にいて欲しい選手である。
ウィリアムス・ニカ選手 C 33歳

クラブ初の帰化選手となったウィリアムス・ニカ選手。
今季は59試合に出場し、平均11.0得点・6.2リバウンドをマークした。
帰化選手ながら外国籍ビッグマンと渡り合えるフィジカルを持ったニカ選手は、今季の島根で一番価値の高い選手だったと言ってもいいだろう。
特にトラビス選手が離脱してからはフィニッシャーとしても覚醒。10試合で平均16.1得点をマークし、チームの8連勝に大きく貢献した。








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