今季のマイルズ・ターナー選手がヤバい!!!
今、インディアナ・ペイサーズのマイルズ・ターナーがヤバい!
今季のMIP候補には、UTAのラウリー・マルカネンや同じチームのタイリース・ハリバートンの名前がよく挙げられる。
が、今季のマイルズ・ターナーもMIP候補と言っても過言でないくらい試合での存在感、スタッツを高めている。
まず、昨季と今季のスタッツを比較してみよう。
主要スタッツが軒並み上昇しているのが見て取れる。
特に平均18.0得点は昨季と比べて、5得点以上上回っている数字である。
シュート成功率も優秀だ。
FG%:54.4%、3P%:39.7%、FT%:82.9%、eFG%:61.2%は軒並みキャリアハイのシュート効率である。
3ポイントシュートが打てるセンターはストレッチ5と呼ばれるが、マイルズ・ターナーは優秀なストレッチ5と言えるだろう。
また平均ブロック数は数値こそ昨年の自身の記録より下がっているとは言え、リーグ2位の平均2.6ブロックをマーク。
2度のブロック王に輝いたリムプロテクト能力は健在だ。
このようにスタッツが向上した背景には、エースビッグマンだったドマンタス・サボニス選手が昨季トレードで移籍したという事情がある。
そのため、今季から試合での役割が増加。
従来の3&リムプロテクターとしての役割に加えて、ボールスクリーンのロールマンとしての役割が今季から追加されている。
ロールマンとしても優れるターナー
実は、今季のマイルズ・ターナーはロールマンとしても優秀であることがスタッツから分かっている。
下の図はロールマンのポジションが多い選手順に並んだ表である。
ターナーのロールマンとしてのポジションは3.3本だ。これはリーグで6番目に多い数字である。
その選手がボールを持っているとき、どのくらい得点効率が高いのかを現すPPPでは1.24をマーク。
これはロールマンとしてのポジションが多い上位10選手の中で、アンソニー・デービスに続いて2番目に高い数値である。
ポストアップも優秀なターナー
今季のターナーは、ポストアップも優秀であることがスタッツから分かっている。
そのプレイヤーがシュートを打つ頻度であるFREQ%。
ターナーのポストアップはFREQ%:16.6%とターナーが打つシュートの中では少ない方だが、得点効率が高くPPPは1.21。
FREQ%上位20傑の中でブルック・ロペスと並んで、1番優れた得点効率の値を叩き出している。
開幕前はドアマットの再建チームだと思われていたインディアナ・ペイサーズだが、ここまで12勝8敗東地区4位と予想外の高順位に付けている。
今季で契約が切れるターナーは、トレード市場で人気の選手になりそうだ。
果たしてペイサーズはターナーをトレード市場に出すのだろうか。ペイサーズのトレード解禁後の動きに注目が集まる。
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