滋賀レイクス、最新戦力分析【2022-23開幕前】
2022-23最新布陣

2022オフの動き
補強採点

オフの課題
・ビッグマンの強化 ◎
・各ポジションの選手の質アップ ◎
・キーファー・ラベナ選手の引き留め ◎
滋賀レイクスターズ、2021-22シーズン成績

昨シーズン、西地区10位に沈んだ滋賀
昨シーズン、西地区10位に沈んだ滋賀レイクスターズ。
14勝43敗、勝率.246という数字は、いずれもクラブ史上ワーストの記録である。
昨季のチームスタッツを見ていくと、やはりリーグ21位の平均リバウンド数が目に入る。
シーズン途中にエースビッグマンであるオヴィ・ソコ選手が退団。
途中加入のワース・スミス選手もディフェンス力は高くなく、相手チームにインサイドから崩されていた印象だ。
そのため、今オフはインサイド陣の強化が必須課題だった。
インサイド陣を始め、大幅補強に成功
今オフ、滋賀は動いた。
まず外国籍選手を全員入れ替えた。
新加入選手のうち、ジェイコブ・ワイリー選手とエリック・マクリ―選手の2人はNBAでのプレー経験がある実力者である。
残る1名には、クロアチア代表のビッグマンであるイヴァン・ブバ選手を獲得した。
ブバ選手は高いバスケIQと技術が光る選手であり、昨季のリトアニアリーグのシーズン最優秀選手である。
動画はエリック・マクリー選手。サイズ・フィジカル・アジリティ全て高水準のオールラウンダーだ。
またガード陣では2020-21シーズンの新人王であるテーブス海選手と2年連続でベスト3ポイント成功率賞に輝いている狩野祐介選手を獲得。
ウィングでは、三遠から196cmのフォワードである杉浦佑成選手を獲得した。
ガード、ウィング、ビッグマン。各ポジションの選手の質を高め、滋賀は来季に挑む。
コンボガードのキーファー・ラベナ選手の引き留めに成功
今オフの滋賀の課題の一つに、キーファー・ラベナ選手の引き留めがあった。
と言うのも、昨季ラベナ選手はフィリピンバスケットボールリーグ(以下PBA)のNLEXロードウォリアーズと契約を結んでいた中で、滋賀へ移籍していたからである。
今オフ、PBAに戻らなければ、ラベナ選手は向こう3年間PBAでプレーすることはできなくなる。
そんな状況の中、ラベナ選手は滋賀へ戻ってきた。
ラベナ選手の覚悟が見て取れる。
スコアリング能力とプレーメイク力の高いコンボガードとの再契約は、チームにとって非常に大きい。
テーブス海選手とラベナ選手のバックコートデュオは来季の滋賀の目玉の一つになるはずだ。
ルイス・ギルHCの元、ラン&ガンで捲土重来を狙う
昨季の滋賀のバスケを一言でいうと、ラン&ガンである。
チャンスがあれば速攻を狙い、トランジションオフェンスを展開した。
事実、1試合40分当たりのポゼッションの回数を表すスタッツであるPace。この数字が昨季の滋賀は1位である。
ルイス・ギルHCが続投した今季もラン&ガンというスタイルは変わらないだろう。
メンバーを刷新した今季は、昨季と同じスタイルでも昨季と全く異なる勝敗数になるだろう。
入退団・再契約まとめ
新加入

再契約

退団

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