島根スサノオマジックvs宇都宮ブレックス【プレビュー】
予想スタメン
島根スサノオマジック
PG:安藤誓哉
SG:阿部諒
SF:金丸晃輔
PF:リード・トラビス
C:ニック・ケイ
宇都宮ブレックス
PG:鵤誠司
SG:遠藤祐亮
SF:比江島慎
PF:アイザック・フォトゥ
C:ジョシュ・スコット
勝ち星表
14勝7敗(勝率.667)東地区4位(全体5位)
プレビュー
宇都宮は平均失点・ディフェンシブ・レーティングともリーグ1位の数字を記録するディフェンシブチーム。
1試合40分当たりの平均攻撃回数を表すスタッツであるPaceはリーグ最小の74.0と、相手に速攻を簡単に出させないことが良く分かる。
対する島根は、速攻を中心とした高いオフェンス力が特長のチーム。
対照的なチーム同士の対決は、どちらがより自チームの特色を出せるかが鍵を握る。
スタッツ比較
スタッツ比較
島根のディフェンスは改善傾向。
リーグ下位だった平均失点、ディフェンシブ・レーティングはそれぞれリーグ11位、リーグ10位とリーグ中位台まで戻してきている。
ボールスクリーンに対しては、ハードショーだけでなく、ドロップやスイッチなど多彩なカバレッジで対応。
チームディフェンスの課題はまだ残るが、戦術に幅が出てきた印象だ。
宇都宮はリーグ3位の1試合平均3.5ブロックをマークしているチームである。
ディフェンスの中核にはリーグ2位の平均1.4ブロックをマークしているジョシュ・スコット選手が控えており、リーグ屈指のリムプロテクターを島根がどうかいくぐるか注目したい。
平均得点トップ5
平均リバウンドトップ5
注目選手
比江島慎(宇都宮ブレックス)
三河から宇都宮へ移って4年。
かつてMVPを受賞したときの精細はもはや失われてしまったと思った今年、比江島慎が帰ってきた。
ここまで21試合全てスタメンとして出場し、平均12.4得点・2.6リバウンド・3.3アシストをマーク。
シュート効率も高く、3ポイント成功率43.9%・FG成功率51.1%と高い精度を保っている。
島根戦では常勝三河をともに築きあげた金丸晃輔選手と対戦する。
どちらが自身のチームを勢いづけるのか、かつての三河同士対決に注目が集まる。
金丸晃輔(島根スサノオマジック)
金丸晃輔選手は、ここまで平均12.0得点・2.1リバウンドをマーク。
3ポイント成功率38.6%はチームトップの数字である。
宇都宮戦ではリーグ屈指のディフェンダーである遠藤祐亮選手がマークすることが予想され、シュート機会を作ることに苦戦すると予想される。
しかし、それを掻い潜り、比江島選手との元三河同士対決を制したい。
コメントを残す