島根スサノオマジックが3連勝!上位争い必至の大阪に88-77で勝利!
RECAP
10月16日(土)、島根スサノオマジックは敵地おおきにアリーナ舞洲で同地区の強豪大阪エヴェッサと対戦した。
大阪は現在、エースの橋本拓哉選手が怪我で離脱中。
大阪は大きな戦力を失った状態での試合だった。
試合はお互いにハーフコートバスケ主体で進むペースの遅い展開。展開的には、大阪のやりたいバスケを島根が受けた形となった。
43-46と3点ビハインドで始まった後半。
島根は金丸晃輔選手やリード・トラビス選手で攻め立て逆転。4Qもリードを広げ、最終的に88-77で勝利した。
島根はこれで3連勝!次戦も明日、10月17日(日)に大阪エヴェッサと対戦する。
スタッツで振り返る島根大阪戦Game1
スタッツで振り返る島根大阪戦Game1。
最初に目につくのは、リバウンド数だ。
リーグ5位の平均リバウンド平均39.8本を誇る大阪(島根はリーグ11位で平均37.0本)に、島根は11本上回った。
リバウンド数を上回ったことで、攻撃回数も増え、結果2ndチャンスで24得点をマークすることに繋がった。
ペイントエリアでの得点は、大阪と島根で互角。
速攻からの得点は大阪が島根を上回った。
USG%で見る島根スサノオマジック
今回は、ここまで5試合の島根の選手のUSG%を見てみよう。
USG%とは、該当選手がコートにいるときに、チームがどれだけ該当選手を使ってプレーしたかを推定するための指標である。
つまり、USG%は各チームがどの選手にボールを集めているのかが分かる指標なのだ。
それでは島根のUSG%を見ていこう。
ここまで5試合のUSG%トップは、ペリン・ビュフォード選手で35.9%。
これはNBAに例えると、PHIのジョエル・エンビード選手やDALのルカ・ドンチッチ選手並みのスタッツである。
チームがビュフォード選手にボールを集めているのがここから分かる。
次点は安藤誓哉選手で27.0%、3位がリード・トラビス選手で24.5%だった。
注目の金丸晃輔選手のUSG%は、16.1%。
三河でプレーした昨季の金丸選手のUSG%が25.8%だったことを考えると、大幅にボールタッチが減っていることが分かる。
ランニングシューターとして、金丸晃輔選手をフリーにさせるスクリーンを多用した三河に比べて、今季の島根はスポットアップシューターとして金丸選手を起用している。
ここに両者の違いがある。
今季の島根は、ビュフォード選手、安藤誓哉選手、リード・トラビス選手ら優れたクリエイター、フィニッシャーが在籍している。
そのため金丸選手のUSG%の低さに不満はないが、金丸選手はランニングシューターとしても優れているため、金丸選手をフリーにするためのセットオフェンスは今後のことに備えて増やしていきたいところだ。
関連記事
コメントを残す