ペイサーズがドラフト13位でクリス・デュアルテ選手を指名!
7月30日に行われた2021年NBAドラフト。
昨シーズン、イースタン・カンファレンス9位だったインディアナ・ペイサーズは、1巡目全体13位で24歳のSGであるクリス・デュアルテ選手を指名した。
ペイサーズがロッタリー(全体14位以内)指名するのは、2015年全体11位で指名したマイルズ・ターナー選手以来6年ぶりのことだった。
今年のドラフトでペイサーズは、1巡目全体13位指名権の他に2巡目54位と2巡目60位の指名権を持っていた。
この2つの2巡目指名権と将来の2巡目指名権(2024年、2026年)をもとに、ペイサーズは今年のミルウォーキー・バックスの2巡目31位とトレードすることに成功。
そしてバックスから手に入れた2巡目全体31位とアーロン・ホリデー選手とのトレードで、ワシントン・ウィザーズの1巡目全体22位を獲得した。
アーロン・ホリデー選手は、183cm83kgのPG。
小柄な選手だが身長の低さを感じさせない選手であり、スコアリング・プレーメイキングともに高い優れたPGである。
昨シーズンは66試合に出場し、平均7.2得点・1.9アシスト・3ポイント成功率36.8%をマークした。
ペイサーズから2018年ドラフト1巡目全体23位指名を受けたPGは、インディアナで3年間プレーし、来季でルーキー契約が終了する。
ホリデー選手と高額契約を結ぶかどうかを考えたとき、チームはサラリーキャップのスペースの確保を優先したのだろう。
アーロンホリデー選手を手放す代わりに手に入れたウィザーズの1巡目全体22位で、ペイサーズは将来性豊かなビッグマンであるアイザイア・ジャクソン選手を指名した。
クリス・デュアルテ
ドラフト順位/年 | 1巡目全体13位/2021年 |
ポジション | SG |
生年月日 | 1997年6月13日 |
身長/体重 | 198cm/86kg |
出身校 | オレゴン大学 |
国籍 | ドミニカ共和国 |
クリス・デュアルテ選手は、24歳のオールドルーキー。
昨シーズンはオレゴン大学でプレーし、平均17.1得点・4.6リバウンド・2.7アシスト・3ポイント成功率42.4%という成績をマークしている。
プレーメイク力はそこまで高くないものの、シューターとしての実力は確かであり、今オフFAになるシューターのダグ・マグダーモット選手の後釜を期待しての指名だと思われる。
アイザイア・ジャクソン
ドラフト順位/年 | 1巡目全体22位/2021年 |
ポジション | C |
生年月日 | 2002年1月10日 |
身長/体重 | 208cm/93kg |
出身校 | ケンタッキー大学 |
国籍 | アメリカ合衆国 |
アイザイア・ジャクソン選手は、19歳のビッグマン。
昨シーズンは、名門ケンタッキー大学でプレーし、25試合で平均8.4得点・6.6リバウンド・2.6ブロックというスタッツを残している。
208cm93kgと線が細いため、NBAに入ってからビルドアップは必須だろう。
チームにはオールスタービッグマンであるドマンタス・サボニス選手と昨季ブロック王であるマイルズ・ターナー選手が所属している。
スタータービッグマンの役者は揃っているが、控えビッグマンの層は薄く、伸び悩むゴガ・ビタッゼ選手の尻に火を付けるため、ジャクソン選手にはチームの起爆剤として期待したい。
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