広島ドラゴンフライズ、最新戦力分析【2021-22開幕前】

広島ドラゴンフライズ、最新戦力分析【2021-22開幕前】

2021-22最新布陣

2021オフの動き

補強採点


苦難の年となったクラブ初のB1シーズン

クラブ初のB1シーズンとなった広島ドラゴンフライズは、昨季苦しいシーズンを過ごすことになった。

昨シーズンの成績は、9勝46敗(勝率.164)で西地区最下位(B1最下位)

オフェンシブ・レーティングは20クラブ中の18位、ディフェンシブ・レーティングもリーグ19位と攻守両面でリーグ最下位に近い成績をマークした。


大幅補強に成功した広島

そんな苦難のシーズンを送った広島だが、今オフ大幅な補強を敢行し、オフシーズンの勝者となっている。

まず、アイザイア・マーフィー選手トーマス・ケネディ選手グレゴリー・エチェニケ選手の昨シーズンのコア3と再契約することに成功。

そして補強ポイントだったフロントコートには、昨シーズン得点王であるニック・メイヨ選手とSR渋谷でプレーしたチャールズ・ジャクソン選手を獲得した。

特にニック・メイヨ選手は、オフェンス・ディフェンスともにチームに大きく貢献できる2ウェイプレイヤーだ。


昨季はレバンガ北海道で55試合に出場し、平均21.5得点・8.1リバウンドをマークし、自身初となる得点王を受賞。

豊富な運動量と、206cm113kgと恵まれた体格から、ポストアップ・ペリメーター・3ポイントレンジとあらゆる所から得点が狙えるなどシュートバリエーションが豊富な点が魅力の選手である。


チームの新たな顔となる寺嶋良選手を獲得

昨季プレーメイカー不足に困ったPGのポジションには、京都の寺嶋良選手を獲得した。

寺嶋良選手は、23歳のPG。

昨シーズンは、ルーキーながら京都の副キャンプテンとしてチームを牽引した。

持ち前のスピードを活かし、ルーキーの中で2位となる平均8.1得点・3.2アシストをマークし、新人賞ベスト5も受賞している。



辻直人選手は広島に勝者のメンタリティを持ってこれるのか

大補強を行った広島だが、その中でも目玉と言えるのが川崎の辻直人選手を獲得したことだろう。

辻直人選手は、名門川崎のエースとして長年活躍し、日本代表でプレーした経験もある実力者だ。

昨シーズンは53試合に出場し、平均9.1得点・3.2アシストをマーク

高精度の3ポイントシュートを武器としているシューターだが、プレーメイク力も高いため、寺嶋選手に次ぐ第2のプレーメイカーとして期待される。

昨シーズン、ドアマットチームとして苦渋を飲まされたチームに、勝者のメンタリティを持って来たい


HCディフェンスシステム構築に定評のあるカイル・ミリング氏が就任

HCには、昨シーズン横浜で指揮を執ったカイル・ミリング氏が就任した。

カイル・ミリング氏は、ディフェンスシステム構築に定評のあるHCである。

昨季もペース落としたオフェンスで相手の攻撃回数を減らし、2-3ゾーンプレスやオールコートディフェンスなどを用いて、横浜をリーグ7位の平均失点と好成績のディフェンシブチームに導いている。

チームには、ニック・メイヨ選手や辻直人選手、船生誠也選手らディフェンスの上手い選手が在籍しており、昨シーズン課題だったディフェンス力もある程度改善されるはずである。


入退団・再契約まとめ

新加入


再契約


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