島根が信州に70-60で勝利!島根は連敗を4でストップ
RECAP
島根と縁を感じる信州ブレイブウォリアーズ
信州ブレイブウォリアーズは、島根から遠く離れた信州・長野をホームに置くチームである。
しかし島根ととても縁を感じるチームである。
思えば島根がB1再昇格を決めた2018-19シーズン、B2優勝を果たしたのは信州ブレイブウォリアーズだった。
結果的に債務超過の問題があり、信州はB1昇格できず、島根がB1昇格を果たすことになったのだが、島根はB2プレーオフでも信州に敗れている。
信州を指揮するHCは、島根で2015-17の2シーズン指揮を執ったマイケル勝久HCである。
高いバスケIQを持った闘将であり、2016-17シーズンには島根を51勝9敗でB1最短昇格に導いた実績を持っている。
またチームには島根でプレーしていた山本エドワード選手とウェイン・マーシャル選手が在籍しており、そういった面でも縁を感じずにはいられない。
島根が接戦を制し、連敗を4で止める
3月21日(日)、4連敗中の島根は信州ブレイブウォリアーズと対戦した。
信州は現在3ポイント試投数リーグ1位のチームである。
やみくもに3ポイントシュートを打つのではなく、より確率の高いオープンな状況で3ポイントシュートを打てるようにチーム全体で動いている所に信州の怖さがある。
信州の詳細なオフェンス戦略は別記事で書くとしよう。
簡潔に信州のオフェンスの戦略を書くと、ボールスクリーンからのキックアウトということになる。
インサイドに移動したボールマンが、アウトサイドにいる選手にパスするプレー。
前日も延長戦の末に敗れている相手だが、島根は1Q目から18-9のランを作ることに成功した。
信州のボールスクリーンから始まるキックアウトと3ポイントシュートを上手くローテーションで守ることが出来ていましたな!
4Qに山本選手(信州)の3本の3ポイントシュートなどで、島根は一時1点差までリードを縮められたが、結果的に島根は2Q以後リードを相手に許さなかった。
最終的に、島根は70-60で勝利した。島根の連敗は4でストップした。
クラブのB1最多勝利数を18勝に更新。
次戦は3月24日(水)、アウェイで同地区8位の京都ハンナリーズと対戦する。
スタッツで振り返る島根信州戦:Game2
島根信州戦Game2をスタッツで振り返ろう。
印象的なのは、信州の3ポイントシュート成功率20.9%だろうか。
4Qに足が動かなくなる場面が見られたが、ゲーム全体を通して見ると、島根のローテーションディフェンスが上手く機能していたと感じる試合でしたな。
Points in the Paint(ペイントエリアからの得点)は島根が24得点に対し、信州は16得点。
信州はゴール下でのシュートを外す場面が多かった。
しかしこれは、島根のゴール下でのプレッシャーが良かったとも言えるかもしれないですな。
本日の島根信州戦のFast Break Points(速攻からの得点)は島根が3得点で、信州は4得点。
試合には負けたが、信州は島根の強みであるトランジションオフェンスをさせていなかったのが分かりますな。
Today`s MVP:ペリン・ビュフォード選手
本日のMVPは、ペリン・ビュフォード選手。
前日に続き、21得点・10リバウンドのダブルダブルの大活躍で、チームを勝利に導いた。
ビュフォード選手は、インタビュー時に毎回「試合に勝利するためにプレーしている」とコメントする所からも、勝利へのハングリーさが伝わってくる選手である。
島根に足りなかった「勝利のメンタリティー」を持った選手であり、新たなレガシーを残してくれる選手だと感じますな!
Photo Garary
俺たちのトラビス!!この日は11得点・5リバウンドをマーク!
フランチャイズプレイヤーとして、長年島根で活躍した山本エドワード選手。
島根のレガシーを作った選手の1人であり、島根スサノオマジックを語る上で欠かせない選手である。
本日の試合でも3ポイントシュート4本を含む13得点の活躍。
着実に成長している杉浦佑成選手。この日は7得点・4リバウンドをマーク。
怪我から復帰後、まだ本調子ではなさそうなデモン・ブルックス選手。
本日の試合、10得点をマークした。
島根にいた頃、インサイドを中心に活躍するポストプレイヤーだったウェイン・マーシャル選手。
信州に移ってからは、3ポイントシュート試投数が年々増加。
30歳を超え、プレースタイルを変えた所にB1で成功している秘訣がありそうだ。
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