オーバータイムの末に島根がSR渋谷に勝利!!
RECAP
オーバータイムの末、島根が勝利
2月26日(金)、西地区5位の島根スサノオマジックはホーム松江で東地区4位のサンロッカーズ渋谷(以下SR渋谷)と対戦した。
2連敗中のSR渋谷は今節からジェームズ・マイケル・マカドゥ選手が復帰。
大黒柱であるライアン・ケリー選手は未だ離脱中と厳しい状況には変わりがないが、前節の三遠戦と比べるとインサイドに厚みが増した布陣となった。
SR渋谷の10-0のランから始まったこの試合だが、徐々に島根が追い上げ同点で1Qを終了。
2Qに島根はエースのデモン・ブルックス選手を怪我で欠き、苦しい展開となったが、延長戦の末、SR渋谷相手に99-90で勝利した。
クラブB1最多勝利数を15勝に更新。次戦は2月27日(土)、同じくSR渋谷と対戦する。
荒れた試合
この試合、両チーム合わせてファールアウト4名、負傷者1名と荒れた試合となった。
何故、荒れたのか。
私は次の2点が大きな理由だと考える。
1つがSR渋谷のフロッピングが非常に上手かったこと。もう1つが審判のジャッジが軽かったという理由である。
フロッピングとは、プレイヤー同士が接触した際、大袈裟に吹っ飛ばされる演技をして、ファールを誘い込むテクニックのことである。
SR渋谷はこのフロッピングが非常に上手かった。
そして、このフロッピングに笛を吹いたのが本日の審判でありますな。
プロレベルではないコンタクトやボールへのコンタクトに笛がなった本日の試合。
審判の技術力向上もバスケットボールのエンタメ向上には必要不可欠な要素だと感じますな。
エース、デモン・ブルックス選手の負傷
2Qの途中。島根のエースであるデモン・ブルックス選手が負傷した。
自分で歩けなかった様子から見るに、深刻な状態だったのは間違いない。最悪の場合、この試合でシーズンアウト。ということもあるかもしれない。
ブルックス選手はここまでチームトップの平均17.1得点・6.5リバウンドをマーク。
エースとしてだけでなく、リーダーとしてもチームを牽引していたため、ブルックス選手が離脱となるとチームにとって大きな痛手になる。
今シーズンはビュフォード選手や白濱選手、橋本選手なども負傷で離脱した時期がある。
今季の島根は最後まで怪我に悩まされるシーズンとなりそうだ。
スタッツで振り返る島根SR渋谷戦(2/26)
金曜日の島根SR渋谷戦をスタッツで振り返る。
オーバータイムまでもつれた試合だったが、リバウンド数は島根が59に対し、SR渋谷は26と倍以上。
シュート成功率も2ポイント成功率、3ポイント成功率、フリースロー成功率とも島根の方がSR渋谷を上回っている。
島根が強豪チーム相手に3ポイント成功率やフリースロー成功率で上回るのは珍しいですな。
ここまで島根に軍配が上がっていながら、オーバータイムまでもつれたのはやはりターンオーバー数だろう。
SR渋谷が11に対し、島根は23とSR渋谷に軍配が上がっている。
島根は一貫して、SR渋谷のオールコートマンツーマンに苦戦。
関野選手、ベンドラメ選手はただのオールコートマンツーマンディフェンスが一撃必殺のムーブメントになっていましたな。
Today`s MVP:ペリン・ビュフォード選手
本日の試合のMVPは、文句なし。ペリン・ビュフォード選手。
自身B1キャリアハイとなる30得点に加え、16リバウンドのダブルダブルをマーク!
特にオーバータイムでは12得点・6リバウンド・1ブロックショットと攻守に渡って圧巻のパフォーマンスを魅せ、チームの勝利に貢献した。
杉浦選手からビュフォード選手のアリウープはたまらんかったですな!
ビュフォード選手の勝利への貪欲さ。好きです。
勝利を大きく手繰り寄せるアリウープ!!
— B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) February 26, 2021
島根#14 杉浦👉#7 ビュフォード!
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