島根スサノオマジックがアウェイで横浜に勝利!
RECAP
敵地で横浜に勝利
2月12日(金)、島根スサノオマジックは敵地で東地区8位の横浜ビー・コルセアーズと対戦した。
横浜は現在、チームのエースであるロバート・カーター選手とエドワード・モリス選手が怪我で離脱している状況だ。
外国籍選手2人が抜け、インサイドの分が悪いと考えた横浜は、この日試合を通して2-3のゾーンディフェンスを採用した。
アウトサイドシュートをある程度捨てるカバレッジであるゾーンディフェンスだが、島根はこの日3ポイントシュート成功率27.6%と絶不調。
そのため島根は苦しい時間がつづき、試合はリードチェンジが何回も起こるクロスゲームになっていった。
試合が大きく動き出したのは4Q。横浜のインサイドの要であるレジナルド・ベクトン選手の退場を機に、ゲームの流れは島根に大きく傾いていった。
残り2分を切ったクラッチタイムの場面では、北川弘選手が勝利を大きく引き寄せる3ポイントシュートを成功。
大事な局面でキャプテンの1発!
— B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) February 12, 2021
島根#6 北川の3Pシュート👌
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最終的に74-64で島根が勝利した。
島根はB1クラブ最多勝利数を14勝に更新し、順位も西地区単独5位に浮上した。
次戦は2月13日(土)、同じく横浜ビー・コルセアーズと対戦する。
フリースローで差が付いた島根と横浜
外国籍選手を2名欠いた状態で戦っていた横浜だが、ペイントエリアでの得点は実は島根より上回っていた(図1)。
またセカンドチャンスからの得点でも横浜は島根を上回っており(図2)、外国籍選手2名欠場していた中でも、島根と互角以上でインサイドで戦っていたことがここから分かる。
では、一体どこで島根と横浜は差がついたのか。
私はフリースローの精度であると考える。
島根のフリースロー成功率が84.2%だったのに対し、横浜はこの日50.0%だった。
特にフリースローを11本放ったパトリック・アウダ選手はフリースロー成功率36.4%(4/11)と絶不調。
この日、横浜のフリースローがもう少し決まっていたら、島根は更に苦しい試合展開になっていた可能性がありますな。
2月好調な島根
島根はここ7試合で5勝2敗と好調だ。
12月には大型連敗もあったが、2月に入りチームの調子は上向きである。
B1クラブ最多勝利数を14勝からどこまで更新できるのか。チームの挑戦は続く。
Today`s MVP:デモン・ブルックス選手
本日のMVPは、チームハイの16得点をマークしたデモン・ブルックス選手。
3ポイントシュートは不調だったが、フリースローは8/8のパーフェクト。
こういうクロスゲームでフリースローをきっちり決めてくれるのは、流石エースですな。
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