島根スサノオマジックが2連勝!クラブ史上B1最多の12勝を達成!
RECAP
チームB1最多勝利数を12勝に更新!
2月6日(土)、島根スサノオマジックは敵地で西地区10位の広島ドラゴンフライズと対戦した。
島根は前節怪我で欠場していたリード・トラビス選手が復帰。
一方、広島はPFのジャマリ・トレイラー選手が怪我で欠場し、フロントコートの層が薄い状態になっていた。
島根は1Q序盤から手薄になっていた広島のゴール下付近で得点を重ね、15-0のランを作ると、その後も着実にリードを広げていった。
4Qに広島のオールコートプレスによって島根はターンオーバーを連発し、点差を詰められる場面もあったが、最終的に86-77で島根が勝利した。
島根はクラブ史上B1最多の12勝を達成。12勝21敗(勝率.364)で西地区5位に浮上した。
今季初の陰陽ダービー
広島ドラゴンフライズは、島根にとってB2時代からのライバルチームである。
2016-17シーズンではB1昇格をかけたB2プレーオフセミファイナルで対戦。この時勝ったことによって、島根は1回目のB1昇格を果たすことになる。
両者の対戦成績は9勝6敗で、ここまでは島根に軍配が上がっている。
B1の舞台へ移った両チームが今後どういう試合を展開するのか注目だ。
今季初の島根スサノオマジックと広島ドラゴンフライズの陰陽ダービー。
— ひさもと@おいでよスサマジ (@hisamoto_1) February 4, 2021
B2時代にお互いしのぎを削ったライバルチームだが、ここまでの対戦は9勝6敗と島根が勝ち越している。 pic.twitter.com/ILAK7Ra4xu
ジャマリ・トレイラー選手の欠場が響いた広島
この試合、広島はPFのジャマリ・トレイラー選手を怪我で欠く中での試合となった。
広島は元々、グレゴリー・エチェニケ選手とジャマリ・トレイラー選手の外国籍選手2名体制である。(トーマス・ケネディ選手は帰化選手)
今回のようにトレイラー選手が欠場すると、エチェニケ選手の負担が増え、休んでいる時間は外国籍選手が1人もコートにいない「オンザコート0」の時間ができてしまう。
島根がついたのもまさにここだった。
本日ゲームハイとなる28得点をマークしたデモン・ブルックス選手は、本来であればトレイラー選手がマッチアップするはずだった。
相手のやりたいようにゴール下でやられたのは、トレイラー選手の欠場によるところが大きいだろう。
オールコートプレス攻略に課題のある島根
前節の川崎戦の4Q、そして本日の広島戦の4Qを見ていて、島根は相手チームにオールコートプレス(川崎はオールコートマンツーマンからのブリッツ) を敷かれると、オフェンスのリズムを崩し、ターンオーバーを連発する嫌いがあると感じた。
事実、川崎戦では20点を、今回の広島戦では10点以上の点差をオールコートプレスから詰められている。
早めに対策を立てたい課題ですな。
Today`s MVP:デモン・ブルックス選手
今日のMVPは、デモン・ブルックス選手だ。
広島のフロントコートの層が薄いと見るや、積極的にゴール下を攻め、プルアップジャンパーやフローターシュートなどで得点を量産。
ゲームハイとなる27得点・10リバウンドのダブルダブルを達成した。
2/7(日)の広島戦もジャマリ・トレイラー選手が欠場するのなら、ブルックス選手が勝利へのキーマンになるはずだ。
コメントを残す