EFG%とは何か【バスケットボールの指標を考える】
今回紹介するバスケ指標は、eFG%です。
eFG%は、Effective field goal percentageの略です。
eFG%は、2ポイントシュートと3ポイントシュートを一緒くたにして考えるFG%と違い、3ポイントシュートが2ポイントシュートより1得点多いという事実を考慮した指標です。
計算式は以下の通り。
もう少し踏み込んで考えてみましょう。
例えば、以下の2選手がいるとします。
プレイヤーAは、3ポイントシュート2本を含む4/10のシュート成功率。
プレイヤーBは、3ポイントシュートなしの5/10のシュート成功率。
通常のFG%ならプレイヤーAはFG%が40%で、プレイヤーBはFG%が50%となります。
しかし、実際に獲得した得点は2選手とも10得点です。
eFG%なら、この2人は同じ効果のシュート成功率(eFG%:50%)であることが分かるのです。
NBAアナリストの佐々木クリス氏曰く、「攻撃力を表す指標の中で、eFG%が最も勝率との相関が高い」と述べています。(下記の動画の6分30秒から)
そういう観点で見ても、eFG%は注目すべき指標なのかなと思います。
参考文献
Basketball Reference – Glossary (2021年1月4日閲覧)
Wikipedia – Effective field goal percentage (2021年1月4日閲覧)
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