プレシーズンのスタッツから見るインディアナ・ペイサーズ
いよいよNBAの2020-21シーズンが始まりますね!
今回は私の好きなインディアナ・ペイサーズは、このオフにHCがネイト・マクミラン氏からネイト・ビョークグレン氏に代わりました。
そこで今回は、プレシーズンゲーム3試合のスタッツを見ながら、昨シーズンと比べてどう変わるのか予想したいと思います。
3PA
まずは、3PA(3ポイントシュート試投数)から見ていきます。
2019-20:1試合平均28本
2020-21(プレシーズン3試合):1試合平均42本
昨シーズン、ペイサーズは3ポイントシュートを1試合平均で28本打ちました。これはリーグで最下位の数字です。(昨シーズンの1位はヒューストン・ロケッツの1試合45.3本)
それがプレシーズンでは1試合平均42本まで上がっています。
今年は昨シーズンと比べても、積極的に3ポイントシュートを打っていくシーズンになることが予想されます。
USG%
次にUSG%を見ていきます。
USG%は、該当選手がコートにいる時、チームがどのくらいその選手にボールを集めてプレーしたのかを表している指標です。
USG%が一番高い選手が基本的に、そのチームのエースないしフィニッシャーになります。
ではペイサーズのUSG%を見ていきましょう。
過去2シーズンともペイサーズでUSG%が最も高かったのは、ビクター・オラディポ選手でした。
それがプレシーズンでは、ドマンタス・サボニス選手、マルコム・ブログドン選手に次ぐ3番手まで下がっています。
プレシーズンのUSG%チームトップは、昨シーズン飛躍をとげたドマンタス・サボニス選手。
ゴール下の強さに加え、パス能力も高いビッグマンに、チームがボールを集めていることが分かります。
オラディポ選手中心のチームからサボニス選手中心のチームへ変わろうとしている兆候が読み取れます。
+/-
+/-(プラスマイナス)は、該当するプレイヤーが試合に出ているときの得失点差を表した数値のことです。
昨シーズンのペイサーズは、セカンドユニットが優秀で、ダグ・マグダーモット選手が+1.5、アーロン・ホリデー選手が+1.7、TJ.マッコネル選手が+0.7と軒並み+/-で+の数値を叩きだしていました。
それがプレシーズンゲームでは、セカンドユニットの+/-が3試合とも大幅にマイナス。
カシアス・スタンリー選手が-11.3、ダグ・マグダーモット選手が-11.0、ゴガ・ビタッゼ選手が-16.0、TJ.マッコネル選手が-14.0、ジャレン・レキュー選手が-12.3と全員ひどかった(笑)
シュートが入らなかったですもんね。
マグダーモット選手やTJ.マッコネル選手は大事なプレイヤーなので、調子を取り戻してほしいなと思います。
TO
最後にTO(ターンオーバー)です。
昨シーズン、ペイサーズのTOは1試合平均13.2でした。
これはリーグでも5番目に良い数字でした。
それが今年のプレシーズンでは、1試合平均17と悪化しています。プレシーズン初戦とかひどかったですもんね。
ここもレギュラーシーズンまでに修正してほしい点ですね。
以上、プレシーズンのスタッツから見るインディアナ・ペイサーズでした。それではまた!
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