島根が京都に84-59で敗れる。島根はこれで3連敗
試合レビュー
B1で1番身長が高いローソン選手
身長213cm以上の選手のことを表す言葉に「7フッター」という言葉がある。
7フッターの選手は、B1においてわずか3人しかいない。
そのうちの一人が島根にも在籍したことがある大阪エヴェッサのギャレット・スタツ選手(213cm)で、もう一人が新潟アルビレックスBBのジェイソン・ウォッシュバーン選手(213cm)だ。
そして、最後の一人が京都ハンナリーズのベンジャミン・ローソン選手(216cm)だ。
島根はこのベンジャミン・ローソン選手の存在に苦しめられた。
強みのインサイド陣で得点を重ねることができず
島根の強みは、インサイド陣である。
特にインサイド陣が速攻でも走れる点は、B1でも有数のストロングポイントだ。
しかし、この日は京都のローソン選手の存在により、ニカ選手やブルックス選手がペイントエリアで簡単に点を取ることができなかった。
また、ディフェンスからの速攻もいつもより出なかったため、島根は強みの所で得点を重ねることができなかった。
エースにもっとボールを集めても良かったのではないか
島根にとって、京都は相性が悪いチームであったのは間違いない。
それでも心残りなことが一つある。
それは、もっとデモン・ブルックス選手にボールを集めても良かったのではないかということである。
島根のエースは、デモン・ブルックス選手である。
その彼がFG試投数10本だけなのは、やはり少ない気がする。
もっとブルックス選手にシュートを打ってもらいたかったし、ボールを触らせてあげたかった。
この日、ブルックス選手は今シーズン初めてスタメン落ちした。おそらく、ローソン選手対策で、ブルックス選手よりニカ選手を優先したのだろう。
しかし、ブルックス選手がいない時間は得点面で停滞感があったきらいは否めない。
相手のバスケに対策するのは大事なことだが、ブルックス選手とは心中すべきところだと考える。
Today`s MVP ベンジャミン・ローソン選手
本日のMVPは、京都ハンナリーズのベンジャミン・ローソン選手。
出場選手の中でも頭一つ飛びぬけたサイズを持ち、オフェンス・ディフェンス両面でチームの中心選手として活躍した。
11得点・10リバウンドとスタッツでもダブルダブルを記録しているが、それ以上にゴール下の存在感が大きく、島根に対し簡単にペイントアタックをさせなかった。
身長216cmは反則である。
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