島根スサノオマジックが、82-80で滋賀との接戦を制す!連敗は3でストップ!
試合レビュー
3連敗中の島根スサノオマジックは、10/28(水)に敵地で滋賀レイクスターズと対戦した。
滋賀とは第1節でも対戦しており、その時は島根が2勝をあげた。
しかしその時、滋賀はまだ新外国籍選手が合流していなかった。
新外国籍選手が合流した今節はいわば、両チームの本当の意味での力比べの対戦であった。
滋賀の新外国籍選手で特に警戒しなければいけない選手が、PFのジョーダン・ハミルトン選手とCのアンガス・ブラント選手の2人である。
ジョーダン・ハミルトン選手は201cm103kgの恵まれた体格から、ドライブ・ポストアップ、3ポイントシュート、プレーメイクと様々なことができるオールラウンダー。
アンガス・ブラント選手は、フィジカルを活かしたポストアップが魅力のビッグマンであり、オーストラリアNBLの新人王を受賞した経歴をもつ選手である。
試合は、1Q目からこの2人が躍動した。
ハミルトン選手がドライブ・ペイントエリアで8得点をマークすると、ブラント選手は7得点・3リバウンドをマークし、ペイントエリアで存在感を示した。
1Q目は、ハミルトン選手とブラント選手の活躍もあり、滋賀が26-15とリードする展開となった。
ブラント選手が休んでいる2Q。島根はニカ選手を中心としたオンザコート3を展開した。
インサイドで得点・リバウンドを積み重ね、26-9の大きなランを作ることに成功した。
ディフェンスでもヘルプディフェンスからのローテーションが上手く機能し、滋賀にやりたいオフェンスをさせなかった。
前節までは、ヘルプディフェンスからのローテーションのところで、ローテーションミスが起きていたので、そういうミスが減っているところに、チームのシステムが徐々に浸透してきているように感じた。
その後、4Q後半まで島根リードで試合は進んでいくが、クラッチタイムに入り滋賀のハミルトン選手が爆発する。
3ポイントシュートを連続で決め、島根リードが一転、残り2分を切り滋賀に最大5点のリードを許す展開になる。
ここで活躍したのが、島根のペリン・ビュフォード選手とデモン・ブルックス選手の2人である。
まずビュフォード選手が点差を2点差に詰める3ポイントシュートを成功させると、ブルックス選手はオフェンスリバウンドからのレイアップを決め同点。
残り10秒でポゼッションは滋賀という状況で、島根はハードショーからのスティールを成功させた。
ブルックス選手がウイニングダンクを決め、82-80で島根が滋賀との接戦をものにした。島根は連敗が3でストップ。
次戦は11/7(土)、米子産業体育館で三遠ネオフェニックスと対戦する。
Today`s MVP ペリン・ビュフォード選手
本日のMVPは、ペリン・ビュフォード選手。
ビュフォード選手は、本日18得点・6リバウンド・4アシストをマーク。
クラッチタイムでシュートを決め、ディフェンスでもブルックス選手のダンクに繋ぐスティールを成功させるなど、攻守において活躍を魅せた。
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