琉球ゴールデンキングス、最新戦力チェック【2020-21開幕前】
2020-21最新布陣
2020オフの動き
補強採点
昨シーズンの主力選手の引き留めに成功
昨シーズン、西地区1位となる27勝14敗(勝率.659)をマークした琉球ゴールデンキングスは、来シーズンも昨シーズンの主力選手とほぼ全員再契約できた。
中でも大きいのが、PGの並里成選手と岸本隆一選手、Cのジャック・クーリー選手が来シーズンも琉球でプレーすることだろう。
並里選手は、リーグ屈指のポイントガード。
高いハンドリングスキルとパススキルを用いて、相手ディフェンスを翻弄し、アシストを量産することができる選手である。
また3ポイントシューターとしても優れており、昨シーズンは平均8.8得点、5.2アシストをマークした。
並里選手と並んで、琉球のバックコートを支えるPGが岸本選手だ。
2020オフに、指定難病とされる潰瘍性大腸炎と診断されていたことが公表されたが、同時に、担当医からは順調に回復すればプロレベルでのプレーも問題ないとの見解を伝え聞いていることも発表した。
来シーズンで琉球での9年目のシーズンを迎える岸本選手は、昨シーズンチーム日本人最多となる平均11.9得点をマークしている。
センターのジャック・クーリー選手は、206cm112kgの巨体を活かしたパワフルのポストプレーが魅力の選手である。
昨シーズンの2P%は54.5%と高い数値を残しており、得点面でも平均18.4得点をマーク。
平均13.3リバウンドはB1トップであり、昨シーズンのリバウンド王に輝いている。
日本代表候補にも選ばれている今村佳太選手が新加入
今オフ、琉球ゴールデンキングスの補強で一番大きいのが、日本代表候補にも選出されている今村佳太選手を獲得できたことだろう。
今村選手は昨シーズン、新潟アルビレックスBBでプレーしており、チームのエースとして平均10.9得点・3.4リバウンド・2.7アシストをマークした。
191cmと長身ながら、ドライブやパスも優れており、得点クリエイト能力が非常に高い選手である。
まだ24歳と若く、琉球ゴールデンキングスのエースになりえるポテンシャルを持っている。
今後獲得する外国籍選手次第では、昨年以上のチーム力が期待できるか
琉球の課題を挙げるとするならば、外国籍選手がまだクーリー選手ただ一人としか契約できていないことになるだろう。
クラブからは、外国籍選手契約発表について以下のような記載がされている。
全国的に報道されています通り日本への入国が制限され、今後の状況が不透明となっています。このような中、少しでも選択肢を残し、柔軟な対応が出来るように準備を進めております。
琉球ゴールデンキングス公式サイト「外国籍選手契約発表に関して」より引用(2020年7月29日閲覧)
従いまして、外国籍選手の契約は当該選手が入国し、メディカルチェックを済ませた後に正式発表する予定です。なお、時期的な見通しは今のところ分からず心配をお掛けしますが、引き続きお待ちいただけますようお願いいたします。
今後契約されるであろう外国籍選手次第では、昨年以上のチーム力が期待できるかもしれない。
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