FG%とは何か?
今回は、よくバスケの記事で見かけるけど、いまいち何を表している指標なのか分からないFG%の話です。
ありがとうすいかばくん。これ、よくある間違いです。
FG%は、2ポイントエリア(3ポイントラインの内側)でのシュート確率のことではないんです!
まず、一緒にFG%の計算式を見てみましょう。
FG% =(2Pシュート成功数+3ポイントシュート成功数)/(2Pシュート試投数+3Pシュート試投数)
上の計算式を見ても分かる通り、FG%は2Pシュートと3Pシュートを合わせたシュート成功率なんです。
正直、私もつい最近まで勘違いをしていました。
バスケットボールは基本的にリングに近ければ近いほど、シュート確率が高くなるスポーツです。
ですから、リングに近いところでプレーするセンターやパワーフォワードとリングから離れてアウトサイドでプレーするガードでは、FG%の意味が変わります。
では、2Pエリアだけのシュート確率や3Pエリアだけのシュート確率を表す指標はないのでしょうか。
あります。
2Pエリアだけのシュート確率は2P%で、3Pエリアだけのシュート確率は3P%で確認することができます。
2P%はNBAの場合はBasketball Referenceで、Bリーグの場合はSPAIAというサイトで確認することが出来ます。
SPAIAさんの場合は2%ではなく、PT2Rという名前になっているのでそこだけは注意が必要です。
ということで今回はここまで。それではまたお会いしましょう!
参考文献
Wikipedia – Field goal percentage (2020年5月26日閲覧)
Basketball Reference (2020年5月26日閲覧)
SPAIA (2020年5月26日閲覧)