マイルズ・ターナー選手の魅力【インディアナ・ペイサーズ】
基本情報
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1996年3月24日 |
ポジション | センター |
ドラフト年/順位 | 2015年1巡目11位 |
身長/体重 | 211cm/113kg |
@Original_Turner |
経歴
高校時代
高校時代から高い評価を受けていたマイルズ・ターナー選手。
ドラフト候補の格付けを行っているRIval.comやESPN、247Sportsで星5つの評価を高校時代にもらっており、センターではジャリル・オカフォー選手に続いて全米2位の評価を受けていました。
またアメリカ・カナダの高校バスケ界のオールスターであるマクドナルド・オールアメリカンにも選出。
その評価を受け、ターナー選手にはテキサス大学やカンザス大学、デューク大学、ケンタッキー大学など多くの大学バスケの名門からスカウトされました。
大学時代
結局、マイルズ・ターナー選手はテキサス大学へ進学しました。
テキサス大学と言えば、ケビン・デュラント選手(ネッツ)やトリスタン・トンプソン選手(ウォーリアーズ)を輩出した大学としても有名ですね。
ターナー選手は1年生の時から、34試合に出場し、平均10.1得点・6.5リバウンド・2.6ブロックという成績を収めます。
そのまま2015年ドラフトにアーリーエントリーします。
ターナー選手はドラフト当時、「(アーリーエントリーする)決断はそれほど難しくなかった。なぜなら、僕はとても高い順位で指名されることが分かっていたから。だから、今がNBAへ行く機会だと知っていたんだ」と語っています。
そしてその言葉通り、ターナー選手は1巡目全体11位という高い順位でインディアナ・ペイサーズに指名されます。
2015年ドラフトは、カールアンソニー・タウンズ選手やディアンジェロ・ラッセル選手、クリスタプス・ポルジンギス選手、デビン・ブッカー選手などオールスターにも選ばれている選手が多数います。
インディアナ・ペイサーズ(2015~)
ルーキーシーズンの序盤は左親の骨折で離脱する時期もありましたが、2016年1月にはキャリアハイとなる31得点をマークする試合があるなど上々なデビューを果たしました。
終わってみれば、ルーキーシーズンを平均10.3得点・5.5リバウンドで終え、NBAオールルーキーセカンドチームにも選ばれました。
2年目からは、ターナー選手はペイサーズのスタメンに定着します。
特に2年目のシーズンは好調で、キャリアハイとなる平均31.3分・平均14.5得点・7.3リバウンドをマークしました。
しかし、3年目以降は伸び悩んでおり、平均出場時間は30分を切っており、平均得点も10点台前半にとどまっています。
2018-19シーズンの前に、ターナー選手はペイサーズと4年7,200万ドルの大型契約を結びます。
その年、ターナー選手は、平均2.7ブロックをマークしブロック王に輝きます。
2019年、中国で開催されたFIBAワールドカップでは、ターナー選手はアメリカ代表としてプレーし、平均7.6得点とチーム最多となる平均1.75ブロックをマークし、ディフェンス面でチームに貢献しました。
2020-21シーズンは、1試合平均3.4ブロックをマークし、自身2度目のブロック王を受賞。
2021-22シーズンのワシントン・ウィザーズ戦では、キャリアハイの40得点をマークしました。
highlights from @Original_Turner's career night 📹
— Indiana Pacers (@Pacers) October 23, 2021
40 PTS (career-high)
5 3PM
10 REB
3 BLK pic.twitter.com/eUoGHmEI2F
プレースタイル
マイルズ・ターナー選手は、ディフェンス力が優れたビッグマン。
年々3Pシュート試投数が増え、2020シーズンでは3P試投数が平均4.2本になっています。(ルーキーシーズンは平均0.2本)
3P成功率は34.4%とリーグ平均よりやや劣ります。
ターナー選手の一番の特長は、リムプロテクターとしてのディフェンスです。
毎年1試合平均2本近くのブロックをマークしており、2018-19シーズンではNBAブロック王にも輝いています。
シーズン成績
Season | Age | Tm | Lg | Pos | G | GS | MP | FG | FGA | FG% | 3P | 3PA | 3P% | 2P | 2PA | 2P% | eFG% | FT | FTA | FT% | ORB | DRB | TRB | AST | STL | BLK | TOV | PF | PTS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015-16 | 19 | IND | NBA | C | 60 | 30 | 22.8 | 4.4 | 8.8 | 0.498 | 0.1 | 0.2 | 0.214 | 4.4 | 8.6 | 0.506 | 0.501 | 1.5 | 2 | 0.727 | 1.1 | 4.4 | 5.5 | 0.7 | 0.4 | 1.4 | 1.1 | 2.6 | 10.3 |
2016-17 | 20 | IND | NBA | C | 81 | 81 | 31.4 | 5.5 | 10.7 | 0.511 | 0.5 | 1.4 | 0.348 | 5 | 9.3 | 0.536 | 0.534 | 3 | 3.7 | 0.809 | 1.7 | 5.6 | 7.3 | 1.3 | 0.9 | 2.1 | 1.3 | 3.2 | 14.5 |
2017-18 | 21 | IND | NBA | C | 65 | 62 | 28.2 | 4.7 | 9.8 | 0.479 | 0.9 | 2.4 | 0.357 | 3.8 | 7.4 | 0.519 | 0.523 | 2.5 | 3.2 | 0.777 | 1.4 | 5 | 6.4 | 1.3 | 0.6 | 1.8 | 1.5 | 2.9 | 12.7 |
2018-19 | 22 | IND | NBA | C | 74 | 74 | 28.6 | 5.1 | 10.5 | 0.487 | 1 | 2.6 | 0.388 | 4.1 | 7.9 | 0.521 | 0.536 | 2 | 2.7 | 0.736 | 1.4 | 5.8 | 7.2 | 1.6 | 0.8 | 2.7 | 1.4 | 2.6 | 13.3 |
2019-20 | 23 | IND | NBA | C | 51 | 51 | 29.3 | 4.2 | 9.3 | 0.445 | 1.4 | 4.2 | 0.341 | 2.7 | 5.1 | 0.531 | 0.522 | 2 | 2.6 | 0.758 | 1.3 | 5.1 | 6.4 | 1.2 | 0.8 | 2.1 | 1.2 | 2.5 | 11.7 |
Career | NBA | 331 | 298 | 28.3 | 4.9 | 10 | 0.488 | 0.7 | 2.1 | 0.356 | 4.1 | 7.8 | 0.523 | 0.525 | 2.2 | 2.9 | 0.769 | 1.4 | 5.2 | 6.6 | 1.2 | 0.7 | 2.1 | 1.3 | 2.8 | 12.7 |
2018-19シーズン NBAブロック王
参考文献
Wikipedia – Myles Turner (2020年3月4日閲覧)
Basketball Reference – Mylers Turner (2020年3月4日閲覧)
2019-20 CARMELO NBA Player Projections (2020年3月7日閲覧)
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